注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、ガンホー、JTなど

2013年10月16日 11:34

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記事提供元:フィスコ


*11:35JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、ガンホー、JTなど

ソフトバンク<9984>:7350円(前日比+110円)
4日続伸。世界の通信会社に端末などを販売する米ブライトスター、スマホゲームの世界大手であるフィンランドのスーパーセルを相次いで買収すると報じられている。買収額は2500億円超。スーパーセルの買収に関しては前日に会社側が発表している。相次ぐ大型買収に伴う資金負担増などへの懸念は残るものの、スマートフォン市場の取り込みに向けた積極策として、今後の一段の業容拡大を睨んでポジティブに捉える動きが先行している。

ガンホー<3765>:83000円(同+12100円)
大幅高。ソフトバンク<9984>と共同で、スマホ向けゲームの世界大手のスーパーセル社を買収すると発表したことが材料視されている。ソフトバンクが8割、同社が2割を出資する特別目的会社を通じて買収する見込み。同社とスーパーセルは共同販促のほか、ゲーム開発のノウハウを共有すると伝わっており、シナジー効果に期待感が先行へ。

JT<2914>:3410円(同-110円)
売り優勢。消費税増税後に値上げの方向で検討と報じられている。同社を含んだ国内たばこ大手3社では、来年4月の消費増税時に、値上げ幅を3%以内にとどめることで最終調整に入ったと伝わっている。財務省が3%になるような値上げを行うよう要請したもよう。5%程度の値上げを想定する向きが多かったと見られ、想定よりも小さい値上げ幅をネガティブ視する動きが先行のようだ。

ヤマダ電機<9831>:268円(同+6円)
反発。前日に業績予想の下方修正、並びに、自社株買いの実施を発表している。通期営業利益予想を従来予想の459億円から274億円に下方修正。売上の未達、粗利益率の悪化などが業績下振れの背景に。一方、自社株買いは発行済み株式数の6.37%に当たる6000万株を上限としている。取得期間は本日から12月20日までを予定。需給改善期待が先行しているほか、下方修正は想定線であり、短期的な材料出尽くし感なども強まる状況とみられる。
ユーシン<6985>:720円(同-60円)
急落。同社は前日に第3四半期の決算を発表、マイナス材料につながる格好へ。累計営業利益は前年同期比30.3%減の18.2億円、通期予想は据え置きとしている。上半期実績は同24.0%減益であったが、6-8月期は同47.3%減と減益幅が拡大の格好に。上半期決算時に上方修正している通期予想の未達懸念などが強まる状況にも。

ジャフコ<8595>:5180円(同+160円)
反発。金融庁では、ベンチャー企業の新規上場を促すため規制緩和に踏み切ると伝わっている。財務諸表や内部統制報告書といった報告書の提出を減らすなどで新興企業の上場を後押しするようだ。同社などのベンチャーキャピタルにとって、メリットにつながるとの見方が優勢となる。

JX<5020>:490円(同+7円)
買い先行。今通期経常利益は3000億円、前年同期比9%減にとどまり、従来見通しを350億円下回る見通しとの観測報道が伝わっている。ガソリン需要の落ち込みから、原料高の価格転嫁が厳しくなっているもようだ。ただ、アナリストコンセンサスでは3100-3200億円程度の水準にあり、業績の下振れ懸念は大方織り込み済み。短期的なアク抜け感につながる格好のようだ。

江守商事<9963>:1528円(同+115円)
急伸。前日に発表した業績予想の上方修正が評価材料視される。上半期営業利益は従来予想の24億円から27億円に増額、前年同期比では2倍強の水準となる。中国子会社における食糧や金属資源などの販売が好調に推移したもよう。第1四半期決算時にも、18億円から24億円に大幅増額修正を行っており、プラスインパクトは強いもよう。PER水準の割安感なども意識される。

ウエストHD<1407>:1442円(同-90円)
反落。前期営業利益は64.4億円となり、従来予想の61.7億円を上回って着地した。今期については、売上高が前期比39.6%増の736.1億円、営業利益が同31.3%増の84.6億円と大幅な増収増益見通しに。太陽光発電システム市場の拡大を背景とした業績拡大が続く見込みで、今期営業利益は四季報予想の66億円を上回る水準が計画されている。ただし、直近の株価上昇で事前の好決算期待も高かったとみられ、材料出尽くし感が意識される格好に。

エナリス<6079>:1325円(同+270円)
大幅続伸となり、連日で上場来高値を更新している。外部環境の先行き不透明感が拭えない中で、新興市場の値動きの軽い中小型株への物色が強まっており、需給面主導での上値追いが続く格好に。

コロプラ<3668>:2978円(同-142円)
4日続落。本日は業績予想の修正が予定されているが、発表後の材料出尽くしに対する警戒感から売り優勢の展開となっている。また、スマホ専用クイズ&カードバトルRPG「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が累計900万ダウンロードを突破したほか、スマホ向けアプリが累計5000万ダウンロードを突破したとも発表しているが反応は限定的に。《KO》

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