ノーベル経済学受賞者、「中国不動産市場」予想大外れ

2013年10月16日 11:22

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記事提供元:フィスコ


*11:22JST ノーベル経済学受賞者、「中国不動産市場」予想大外れ
ノーベル経済学受賞者、米エール大学のロバート・シラー教授は、2009年に中国の不動産バブルが深刻だと警告した。それとは逆に中国全土の住宅平均価格が直近4年で3割以上上昇。中国の不動産市場が健全でないとの指摘が多く、米国式のように住宅市場が急落すると予測した外国のエコノミストは少なくない。

一方、国内のエコノミストは、シラー教授を含めて多くの外国学者の予想が偏っていると指摘。不動産バブルが起きている地区は北京や上海、広州市など主要都市だと強調し、地方都市の不動産価格が収入と比べてそれほど高くないとの見方を示した。また、北京や上海などの住宅価格の高騰が収入の高い外国人あるいは外資の買いが一因だとみられ、外国駐在員などが多く住んでいる高級物件の価格を中国人の平均給与で計算することが客観的な判断ではないとの見方も。さらに、中国人の灰色収入が給与に反映されていないため、さまざまな要素を総合的に考えないと中国の不動産市場を的確に予測できないと指摘された。《ZN》

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