関連記事
【株式評論家の視点】セイコーエプソンは好業績のスケールが拡大、成長評価本格化へ
<銘柄の見所>
セイコーエプソン <6724> は9月25日に1768円の年初来高値を示現、以後も高値圏で頑強な動きを続け、いつでも再び新値に躍り出る水準をキープしている。7月31日の今2014年3月期の第1四半期決算発表時に、9月中間決算について、営業利益を30億円から130億円(前年同期141億円の欠損)へ大幅な増額修正に進み、以後の上値慕いの動きの根源になっている。
9月中間期の増額については、円安効果による収益拡大に加え、情報関連機器で新興国市場向け大容量インクタンクモデルの販売が計画を上回り、北米市場ではオフィス向けインクジェットプリンターの稼働台数の増加により、消耗品の売上が好調に推移。欧州市場もデバイス精密機器の半導体やウオッチの売上拡大が見込まれることなどが背景。
9月中間決算の増額とともに、通期の見通しも増額したが、営業利益は330億円から370億円(前期212億円)への改定にとどまった。中間の増額幅100億円に対し、通期のそれは40億円にとどまった。その後、アナリスト筋では今期の再増額は必至との見方が強まっていた。ここへきて、一部証券会社がレーティングを最上位に引き上げ、営業利益511億円への大幅な増額を打ち出し、改めて市場の先高ムードが強まってきている。
ただ、同社の史上最高の営業利益は2006年3月期の1041億円。実力的にはなお利益水準押し上げの期待は十分だ。会社側でも中期経営計画「SE15後期 新中期経営計画」を作成。オフィス・ホームなどに向けたプリンターやプロジェクター、産業向けのロボットや印刷装置、スポーツ・健康・医療向けのセンシングシステムなど、自らの強みを活かした事業に経営資源を集中させていく方針。成長評価の流れは今後本格化していくことが予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・急騰した銘柄はそのままでは終らない=犬丸正寛の相場格言(2013/10/05)
・【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フライトホールディングスの週足が上値慕いの展開、今期を増額(2013/10/07)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
