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ソーバル Research Memo(1):環境面も追い風に2ケタ成長を持続する可能性
*17:06JST ソーバル Research Memo(1):環境面も追い風に2ケタ成長を持続する可能性
ソーバル<2186>は、ファームウェアという、電機機器の性能向上に不可欠なうえカスタマイズ性の高い、特殊なソフトウェアの開発受託を主力業務にしており、同分野で唯一の上場企業である。また、近年は、業務系やウェブ系のソフト開発にも力を入れ、事業領域を着々と拡大している。
2013年9月30日に発表した2014年2月期の第2四半期(3-8月)連結決算は、売上高はほぼ会社計画どおりとなったが、利益は上振れし、通期で4期連続の増収・増益達成に向けて弾みがつく着地となった。収益拡大のための最も重要な要素となる人材確保に関しても、順調な採用ができている。
さらに、優秀な人材の確保と長年のソフト開発への信頼から、最近は特に付加価値の高い開発案件が顧客から持ち込まれるケースが増加している。利益の拡大に「正のスパイラル」が働いているといえ、通期では売上高営業利益率も10%台に乗る可能性があると予想される。
一方、中長期的な成長戦略に関しては、エンジニアリング事業の業容拡大を目指したM&Aも、同社が掲げる「1年に1件」の目標のもと、積極的に取り組んでいる様子がうかがえた。
人材確保に関しては、2014年末には連結で技術者数1,000~1,200人体制を目指し、1件当たり十数億円の大型案件の本格受注にも乗り出せるようになる見通し。さらに、3年後には100人の新卒採用目標も達成できそうである。
さらに、派遣法の改正、オリンピックのためのソフト開発需要の拡大、といった環境面からの追い風も期待できる。このようなことから、2014年2月期を含めて少なくとも今後数年間は2ケタ成長を持続する可能性が高いと予想される。新機軸のM&Aの進展次第では、飛躍的な成長も期待できよう。
★Check Point
・新規案件受注、新規顧客獲得で特定顧客依存の脱却が進展
・通期業績は売上高が予算どおりでも利益は上振れる可能性
・新卒採用は順調、新機軸のM&Aは今後5ヶ月間の動きに注目
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤邦光)《FA》
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