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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキに押し目買い活発、ジェネリック医薬品好調
医薬品・医薬品原料商社のイワキ <8095> の株価は急動意後の反動局面だが、目先の過熱感が解消されて再動意のタイミングが接近しているようだ。ジェネリック市場の拡大が追い風であり、指標面の割安感にも見直し余地があるだろう。
医薬品事業(医療用・一般用・動物用医薬品の製造・販売、調剤薬局の経営など)、医薬品原料・香粧品原料事業(医薬品・香粧品原料の製造・販売、化粧品のOEM製造受託など)、化成品事業(電子工業用薬品、表面処理用薬品、化成品などの製造・販売)、食品原料・機能性食品事業(食品原料の製造・販売、サプリメントのOEM製造受託など)、その他事業(医療機器の販売、化粧品の製造・販売など)を展開している。
全国の医薬品卸・医療機関・動物病院・ドラッグストアなどに医薬品や健康食品などを供給する卸売機能、国内外のメーカー・業者などを開拓して輸出入する商社機能に加えて、グループ内に医薬品・化成品・健康食品・化粧品・医療機器などのメーカー機能を併せ持つことが特徴で、3つの機能を連携できることが強みである。
今期(13年11月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比2.4%増の532億円、営業利益が同20.1%減の9億円、経常利益が同24.8%減の9億80百万円、純利益が同18.9%減の6億円としている。化成品事業でプリント配線板・電子部品関連の表面処理薬品の需要が低迷し、円安に伴う輸入原材料価格上昇も利益圧迫要因のため、保守的な予想としている。
ただし、医薬品事業はジェネリック医薬品やドラッグストア向けPB商品が好調で収益性も改善し、通期見通しに対する第2四半期累計(12年12月~13年5月)の進捗率も高水準だった。化成品事業も期後半の景気回復メリットが期待され、通期増額の可能性があるだろう。
■9月に224円と急伸、目下、200円台固める
株価の動きを見ると、8月末~9月上旬にかけての直近安値圏180円台前半で底打ちして急反発した。9月24日には224円まで急伸して7月8日の戻り高値210円を更新した。足元は急騰後の反動調整局面だが、一気に下押す動きは見られない。
10月3日の終値201円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円76銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS469円76銭で算出)は0.4倍近辺である。
日足チャートで見ると、25日移動平均線に対するプラス乖離率が縮小して目先の過熱感が解消されてきた。また週足チャートで見ると、26週移動平均線を突破して強基調へ転換の動きを強めている。指標面の割安感に見直し余地があり、第3四半期累計(12年12月~13年8月)業績の発表も接近して再動意のタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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