(中国)景気の先行きに不透明感、共産党機関紙「過度の楽観は禁物」

2013年10月3日 10:13

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記事提供元:フィスコ


*10:13JST (中国)景気の先行きに不透明感、共産党機関紙「過度の楽観は禁物」
1日に発表された政府版の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を下回る上昇にとどまったことで、中国の景気回復ペースの鈍化を警戒する声が上がり始めている。足元では外資系証券などによる成長見通しの上方修正が相次いでいたが、中国共産党機関紙「人民日報」(2日付)は専門家の見解を引用する形で「過度の楽観は禁物」と指摘している。

人民日報では、9月の製造業PMIが51.1となり、3カ月連続で上昇したことを受け、中国経済は安定的に成長していると指摘。需要の回復を背景に製造業の生産活動は回復傾向を見せているとした。

ただ、ドイツ銀行が8月と9月に連続して中国の成長率予測を引き上げるなど、景気の先行きに楽観的なムードがただよっていることについては、「過度に楽観してはいけない」との見方だ。興業銀行のチーフエコノミストである魯政委氏は、中国経済の回復ペースは依然不安定だとみている。《NT》

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