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【編集長の視点】アイセイ薬局は業績上ぶれ観測、上場来安値から底上げ展開が加速
<銘柄ウオッチ>
アイセイ薬局 <3170> (JQS)は、今3月期業績の連続減益・減配予想で上場来安値1700円まで突っ込んだが、1株純資産1730円を下回り下げ過ぎとして反転、昨2日は小幅反落したものの、今期業績の上ぶれや減配幅の見直しが観測されたことから9月10日から10月1日までは実に16営業日続伸、200円高と底上げが加速している。5月12日につけた年初来高値2415円にキャッチアップしよう。
今期業績は、売り上げ471億3400万円(前期比11%増)、経常利益11億5500万円(同10%減)、純利益6億100万円(同43%増)と予想されている。売り上げは、今期も新規出店を13店(前期実績30店舗)と積極継続しこの増収効果が約12億円となって連続の2ケタ増となるが、薬剤師不足に対応して今期も新卒薬剤師を200名(同72名)採用する薬剤師人件費コスト増や新店舗関連などの経費増などから連続減益と予想した。純利益は、前期計上の減損損失一巡で増益転換する。
ただ同社は、店舗政策では事業継承・M&Aにより全国ネットワーク化を推進しており、M&Aによる店舗数増加は、2011年3月期の24店、2012年3月期の10店舗、前2013年3月期30店舗と高水準で推移、今期も今年2月子会社化したもえぎ調剤薬局(富山県)の2店舗のほか、複数の紹介案件を抱えている。このM&Aについては今期業績予想に織り込んでおらず、このため東洋経済四季報秋号では、M&A寄与で純利益は、8億円とV字回復を観測し、配当も、期初予想の40円(前期実績55.5円)に対して40~53円と減配幅の見直しの可能性を指摘している。
株価は、年初来高値2415円から今期業績の連続減益・減配予想で上場来安値まで調整、今年8月の1713円安値で2番底を確認し、業績上ぶれ観測をテコに底上げに転じた。同社自身の業績予想ベースでもPERは7倍台となお下げ過ぎを示唆しており、年初来高値を目指す底上げに弾みをつけよう(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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