2日の香港市場概況:反発、米株高を好感も本土休場の中で上値は限定的

2013年10月2日 20:46

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記事提供元:フィスコ


*20:46JST 2日の香港市場概況:反発、米株高を好感も本土休場の中で上値は限定的

国慶節の休暇明けとなる2日の香港市場では、主要指数のハンセン指数が反発となり、前営業日比124.62ポイント高(+0.55%)の22984.48で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同17.47ポイント高(+0.17%)の10333.59、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同22.09ポイント高(+0.50%)の4402.32だった。

ハンセン指数は終日プラス圏で推移。米国で政府機関の一部閉鎖が始まったが、短期間で終わるとの見方が浮上。これを受けた前日の米国株高の流れを引き継いだ。とはいえ、前日に発表された中国の景況感指数が市場予想を下回ったことや、本土市場の連休入りを受けた材料難もあって一段の上値は限られた。指数は23000台に乗せる場面も多かったが、大引け時点ではこの水準を維持できなかった。

ハンセン指数の構成銘柄では、和記黄埔(00013/HK)が3.28%高。傘下のドラッグストアチェーン、ワトソンズの香港分離上場を計画していると伝わった。調達額は最大100億米ドル(約9800億円)に達する見込みという。和記黄埔の親会社である長江実業(00001/HK)にも含み益拡大への期待感から買いが向かい、3.81%高でこの日の取引を終えた。

このほか、テンセント(00700/HK)が2.02%値上がり。オンラインゲーム開発の雲遊(フォーゲーム:00484/HK)の上場をあすに控え、連れ高への期待感が強まったもよう。半面、連休前に大きく上昇した電能実業(00006/HK)が1.44%反落。同社は香港電力事業の分離上場計画を発表したことで先週末に買われていた。

ハンセン銘柄以外では、保利協キン能源(03800/HK)など太陽光発電関連が大幅続伸。中国政府による太陽光発電への一部税金還付政策が引き続き材料視された。また、外資系証券の強気カバレッジを受け、比亜迪電子(00285/HK)が7.49%高を付けた。一方、金先物相場の下落を受けて紫金鉱業(02899/HK)など産金株が売られた。《KO》

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