【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマン逆行高、4000円に接近

2013年10月2日 14:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  作業服チェーンのワークマン <7564> (JQS)の株価はは全般安の中で70円高の3970円と買われ4000円に接近している。今期(14年3月期)好業績見通しを評価して上値追いの流れだろう。

  ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開している。ローコスト経営が特徴で、他社との差別化戦略としてEDLP(エブリデー・ロー・プライス)商品を強化している。前期(13年3月期)末の店舗数はFC591店舗、直営119店舗の合計710店舗で、22年3月期に1000店舗、28年3月期に全国1300店舗を目指している。

  今期業績(非連結)見通しはチェーン全店売上高が前期比6.0%増、既存店売上高が同3.8%増、営業総収入が同5.8%増の476億90百万円、営業利益が同8.2%増の80億円、経常利益が同7.4%増の90億60百万円、純利益が同6.9%増の53億90百万円としている。新規出店25店舗、S&B2店舗として出店エリアも拡大する。新規出店効果や既存店の好調で好業績が予想される。なお10月31日に第2四半期累計(4月~9月)業績の発表を予定している。

■直近9月の月間売上は全店104.9%、既存店102.8%と好調

  10月1日に発表した月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年9月は全店104.9%、既存店102.8%となり、8月に続いて好調だった。9月は全国的に雨が多かったことで雨具類などが好調で、客単価は全店、既存店ともに4月以来のプラスに転じた。13年4月~9月累計では全店104.3%、既存店102.0%となった。なお9月の新規出店は3店舗(4月~9月累計では11店舗)で、9月末時点の合計店舗数は721店舗となった。

  株価の動きを見ると、7月~8月の短期モミ合いから上放れて5月高値を突破し、9月9日に年初来高値となる4180円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが、高値圏の4000円近辺で堅調に推移している。好業績見通しを評価する動きが続いているようだ。

  10月1日の終値3900円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS264円20銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間75円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績のBPS1754円22銭で算出)は2.2倍近辺である。

  週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を維持している。好業績見通しを評価して上値追いの流れであり、4000円割れ水準は押し目買いの好機だろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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