【株式評論家の視点】エストラストは10月10日の決算発表に期待

2013年10月2日 10:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  エストラスト <3280> (東マ)が着実な出直りトレンドに乗っている。今2014年2月期の第1四半期の業績は、売上げ14億9900万円、営業利益1100万円の数字となった。前年同期は財務諸表未作成のため比較は出来ないが、会社側は概ね想定どおりに推移しているとして、今12月期の見通しについては従来の売上げ96億円(前期比11.1%増)、営業利益8億8000万円(同2.3%増)を据え置いた。

  同社は自社ブランド「オーヴィジョン」マンションシリーズを主に山口・九州エリアにおいて提供している。今期は不動産分譲事業で、マンション引渡戸数の拡大が予想され、全体でも1割強の増収が見込まれている。利益面では、来2015年2月期以降に引渡しを予定している物件の広告宣伝費等が今期において前倒しで発生する計画。そのため、営業利益は小幅な増益にとどまる。

  同社の特徴は、環境配慮型マンションとして、既存の太陽光発電・LED照明・節水設備・省エネ家電・ホームエネルギーマネジメントシステム等の標準化に加え、戸別太陽光発電、蓄電池、蓄熱などエコを視点とした取組みを強化し、更なるエコ化の推進で差別化を図っていく方針。

  そうした点が消費者に受け入れられていることが、近年の業績躍進に結び付いている。同社の主要な供給圏である山口・九州エリアにおいては、首都圏などのように投資案件での物件供給は少なく、あまり景気動向に左右されることはない。従って、新築分譲マンションの購入ニーズは、消費者のライフサイクルの中で起きる変化によるものが多く、当該エリア周辺の潜在的な需要(実需)は比較的高く推移している。

  7月の今期の第1四半期の発表以来、材料面では端境期にあったが、10月10日に8月中間決算の発表が予定されている。好業績が改めて評価される局面を迎えそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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