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【編集長の視点】サンフロンティアは分割権利落ち後安値から再発進、2Q業績に期待
<銘柄ウオッチ>
サンフロンティア不動産 <8934> は、9月26日に株式分割(1対100)の権利をスンナリ落としたばかりで、理論価格近辺でのもみ合いを続けているが、前3月期と同様に第2四半期(2Q)累計業績の上ぶれを先取りして再発進する展開も想定範囲内となる。8月7日に発表した今期第1四半期(1Q)決算は、1Qに不動産再生(リプライニング)事業で予定していた物件の販売を2Qに繰り越し減益転換したが、その分だけ2Q累計業績への期待を高めているためで、前期業績は、2Q累計業績発表後に通期業績の上方修正に踏み切っており、再現も期待されている。
1Q業績は、前年同期比7%増収、38%経常減益、38%純益減益と減益転換した。1Qでは、主力のリプライニング事業で物件の仕入れと商品力の強化に重点を置き、3棟の売却を行うとともに3棟、18億円の仕入れを完了し、1Q期末現在のたな卸資産残高は、8棟、73億円に達した。さらに今年3月に実施した公募増資で調達した57億円の資金を活用して契約ベースで8棟、27億円の仕入れが完了したことから、合計100億円超と今期通期計画の約110億円達成にメドをつけた。
1Qに仕入れた物件は、「アベノミクス」を背景とした不動産市況の回復動向を見据えてより効果的な販売を行うために一部物件を2Qに繰り延べており、これがリプライニング事業の利益率の低下から1Q業績の減益転換につながった。ただ1Q期末の資産在庫状況から、3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、26億円(前期比4%増)と続伸を見込んでいる。前期は、2Q累計業績が、大幅増益で着地したあと3月通期業績を上方修正しており、この再現期待も高まってくる。
株価は、前期第3四半期の好決算に続き今年3月実施の新株式発行(発行価格10万7628円)・株式売出しも、市場では「良いファイナンス」といずれもポジティブに評価されて年初来高値15万2900円まで大きく上昇して12万円台で分割権利を落とした。値ごろも手掛けやすい水準に変わっており、高値奪回への再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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