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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】神鋼商事5月高値に接近、上げ一服局面は押し目買い好機
鉄鋼・非鉄金属関連商社の神鋼商事 <8075> の株価は、短期モミ合いから上放れて5月高値に接近している。指標面の割安感も支援材料に上値を試す動きだ。足元の上げ一服局面は押し目買い好機だろう。
鉄鋼製品、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶接材料・機器などを扱う商社である。13年6月発表の中期経営計画(14年3月期~16年3月期)では、神戸製鋼所 <5406> グループの中核となるグローバル商社を目指し、経営数値目標として16年3月期の売上高1兆円、経常利益90億円、海外取引比率40%以上を掲げている。メキシコでの販売会社立ち上げ、中国での自動車向け部品加工会社の収益化、アセアン・インド域内での三国間取引拡大などグローバルビジネスを加速させる方針だ。
9月13日に今期(14年3月期)第2四半期累計(4月~9月)および通期の連結業績見通しの修正を発表した。粗鋼生産や自動車生産の増加を追い風とする鉄鋼セグメントの好調を主因に、第2四半期累計の利益は期初計画を上回る見込みだ。通期については、中国やインドにおける新規事業の創業費用増加などで、営業利益と純利益を減額、経常利益を増額した。
修正後の通期連結業績見通しは、売上高が前回予想に対して200億円減額の8500億円(前期比10.4%増)、営業利益が2億円減額の58億円(同6.3%増)、経常利益が2億円増額の53億円(同9.1%増)、純利益が1億円減額の29億円(同54.3%増)とした。純利益は過年度法人税の一巡も寄与する。なお配当予想は年間6円(第2四半期末3円、期末3円)で据え置いた。
株価の動きを見ると、9月中旬に200円近辺の短期モミ合い展開から上放れの形となり、9月24日には220円まで上伸して5月の高値223円に接近した。9月13日の業績見通し修正も好感したようだ。その後は利益確定売りが優勢になって上げ一服の形だが、強基調に変化はないだろう。
10月1日の終値209円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想連結EPS32円75銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績連結BPS335円84銭で算出)は0.6倍近辺である。
足元は上げ一服の形だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調の形だ。また日足チャートで見ると、25日移動平均線が接近して反発のタイミングだろう。指標面の割安感も支援材料に5月の高値を試す動きであり、足元の上げ一服局面は押し目買い好機だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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