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前場に注目すべき3つのポイント~材料株に資金が向かいやすい状況が継続
*08:23JST 前場に注目すべき3つのポイント~材料株に資金が向かいやすい状況が継続
2日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:マネーゲーム的だが材料株にシフトしやすい地合い
■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の売り越し
■前場の注目材料:米9月新車販売、トヨタ<7203>やホンダ<7267>などが前年実績を下回る
■マネーゲーム的だが材料株にシフトしやすい地合い
☆日経225想定レンジ:上限14600円-下限14450円
2日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうである。1日の米国株式相場は、連邦政府機関の一部閉鎖による目先の影響が限定的の見方から終日堅調推移となった。米国株式市場の落ち着きは安心感につながろう。ただし、週末の米雇用統計などの指標発表が見送られる可能性などもあり、買い材料にはなり難い。また、シカゴ日経225先物清算値は大証比40円安の14470円と弱含みとなった。
日銀が1日に発表した短観9月調査で、地方の景況感改善が鮮明になった。公共事業の拡大や好調な住宅需要による押し上げが目立っている。また、安倍首相は来年4月に消費税率を8%に引き上げると正式に発表した。その増税のネガティブインパクトを回避させるため、12月上旬に5兆円規模の経済対策をとりまとめる方針を明らかにした。
海外の市場関係者などは、景気の腰折れを避けるための経済対策の実施を概ね評価。一般的には増税は経済成長にマイナスだが、日本に限っては財政健全化や構造改革を進める上で重要との見方もある。ただし、新たな買い材料にはなりづらいとの見方もされ、米財政問題の影響なども見極めたく、株式市場への積極的な資金流入は期待できないだろう。
物色の流れとしては、個人投資家主体による材料系のテーマ株に向かいやすいだろう。このところはノーベル賞候補に関連したバイオ株や酸化チタンなど化学セクターの一角に短期資金が集中している。超電導や電線地中化といった関連銘柄への物色も目立つ。米国では米アップルが強い動きをみせていることもあり、アップル関連なども意識されそうだ。資金回転が速く、ややマネーゲーム的な動きではある。ただ、全体相場がこう着となれば、自然体で値動きの軽さを求める資金が向かうことになりそうだ。
■外資系証券の注文動向:差し引き180万株の売り越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1490万株、買い1310万株、差し引き180万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
9月25日(水):380万株の売り越し
9月26日(木):320万株の買い越し
9月27日(金):120万株の買い越し
9月30日(月):160万株の買い越し
10月1日(火):790万株の買い越し
■前場の注目材料
・連邦政府機関の一部閉鎖による影響は限定的、米国株式市場の上昇は安心感に
・米9月新車販売、トヨタ<7203>やホンダ<7267>などが前年実績を下回る
・米債務上限交渉は難航で引き続き材料株に資金が向かいやすい状況
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:50 9月マネタリーベース(8月末残高:177兆円)
11:00 菅官房長官、定例記者会見
<海外>
10:30 豪・8月貿易収支(予想:-4億豪ドル、7月:-7.65億豪ドル)
10:30 豪・8月住宅建設許可件数(前月比予想:-0.5%、7月:+10.8%)《KO》
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