10月1日の米国市場ダイジェスト:ダウは62ドル高、政府機関閉鎖による影響は限定的

2013年10月2日 07:36

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記事提供元:フィスコ


*07:36JST 10月1日の米国市場ダイジェスト:ダウは62ドル高、政府機関閉鎖による影響は限定的

■NY株式:ダウは62ドル高、連邦政府機関の一部閉鎖による影響は限定的

NYダウ       ナスダック
終値 :15191.70  終値 :3817.98
前日比:+62.03   前日比:+46.50
始値 :15132.49  始値 :3774.18
高値 :15208.40  高値 :3817.98
安値 :15110.34  安値 :3774.18

10月1日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は62.03ドル高の15191.70、ナスダックは46.50ポイント高の3817.98で取引を終了した。ISM製造業景況指数が予想を上回ったことが好感されたほか、連邦政府機関の一部閉鎖による目先の影響は限定的の見方から終日堅調推移となった。セクター別では全面高となっており、特にテクノロジー・ハード・機器や小売の上昇が目立った。

携帯端末のアップル(AAPL)は著名投資家カール・アイカーン氏がクックCEOと昨晩会合し、1500億ドルの自社株買いを提案したことを明らかにしたほか、著名ファンドマーネージャーのビル・ミラー氏もアップルの株価が著しく割安との見方を示したことで上昇。ドラッグストアのウォルグリーン(WAG)は、好決算を発表して堅調推移となった。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)はアナリストの目標株価引き上げを受けて上昇。一方でナッツ類や菓子などのダイヤモンド・フーズ(DMND)は予想を上回る決算を発表したものの、今期に慎重な見方を示し下落した。

医療改革法(オバマケア)関連予算が最大の争点となっており、予算案を巡る議会交渉は暗礁に乗り上げている。予算成立には少なくとも2週間程度の時間を要するとの見方が広がっている。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:ドル・円は97円85、米9月ISM製造業景況指数を好感したドル買い

ドル・円は97円73銭から98円30銭まで上昇し97円85銭で引けた。米国9月のISM製造業景況指数が予想外に2011年4月以来で最高となったことを好感したドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.3564ドルから1.3517ドルまで下落し1,3530ドルで引けた。欧米金利差の縮小に伴い売りが再燃。ユーロ・円は、株高に連れ132円97銭まで上昇後、132円38銭へ反落。ポンド・ドルは、1.6247ドルから1.6190ドルへ下落。デール英中央銀行理事のハト派発言を受けてポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.9030フランから0.9075フランへ上昇した。

■NY原油:続落で102.04ドル、米国政府の一部機関閉鎖で需要抑制懸念が強まる

NY原油は続落(NYMEX原油11月限終値:102.04 ↓0.29)。買い控えが目立ち通常取引開始後に101.06ドルまで下落した。米国政府の一部機関閉鎖で景気が落ち込み需要を抑制するとの懸念が強まった。

なお、予算は今週金曜までの成立が予想されるなか、10月半ばの債務上限にも近づいている。また、今回の予算案で共和党が強固な姿勢を取ったことで、債務上限では譲歩する可能性が高い、との見方も聞こえていたが、保守による支持は変わらないとの見方から債務上限でも同様の姿勢を示すとの見方もある。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  13.90ドル +0.10ドル(+0.72%)
モルガン・スタンレー(MS) 27.14ドル +0.19ドル(+0.71%)
ゴールドマン・サックス(GS)159.00ドル +0.79ドル(+0.50%)
インテル(INTC)    22.83ドル -0.09ドル(-0.40%)
アップル(AAPL)      487.96ドル +11.21ドル(+2.35%)
グーグル(GOOG)      887.00ドル +11.09ドル(+1.27%)
フェイスブック(FB) 50.42ドル +0.19ドル(+0.38%)
キャタピラー(CAT)     83.76ドル +0.36ドル(+0.43%)
アルコア(AA)        8.17ドル +0.05ドル(+0.62%)
ウォルマート(WMT)     73.59ドル -0.37ドル(-0.50%)《KO》

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