ドラッグ摂取により参加者死亡のイベントが相次ぐ

2013年10月1日 18:13

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記事提供元:Billboard JAPAN

 9月27日にイギリスのマンチェスターで開催された【ウェアハウス・プロジェクト】に参加後、30歳の男性が死亡し、他5名の具合が悪くなったとBBCが報じている。

 同イベントではアーマンド・ヴァン・ヘルデンや、アクスウェルなどの音楽がフィーチャーされていたようで、検査官のアーロン・ダガンは「もしかすると非常に質の悪いドラッグがそのコミュニティにあるのではないかと懸念している」とコメント。警視長のマーク・ロバーツも、「我々は調達先ごとに異なった薬物が提供されたとみている。あるドラッグは1名に死をもたらし、別の人々は深刻な症状に陥っている。もしこういった薬物に手をだすと、重体になったり死に至る危険性があるのだ」と話している。

 なお、【ウェアハウス・プロジェクト】はWEBサイトに「我々のプロジェクトに関わるみんながこのニュースに困惑しており、亡くなられた方のご家族にお悔み申し上げます」といった声明を掲出。

 さらに「【ウェアハウス・プロジェクト】は、亡くなられた方の状況に関する情報を提供するなど警察に協力しています。警察は、昨夜のイベントに参加した他の人々も具合が悪いことから、質の悪いエクスタシーが出回っていたのではないかとみている」とし、“ドラッグは絶対に許さない方針”であることを明記しつつ、クラブへ出かける人々に対しては「もし何かを摂取して具合が悪くなり始めたら、スタッフに声をかけて下さい。現場には毎晩、医療の訓練をされたチームがいます」と述べている。

 悲しいことに今回の【ウェアハウス・プロジェクト】以外でも最近、ダンス・ミュージック・イベントで死亡者が確認されており、ニューヨークの【エレクトリック・ズー・フェスティバル】ではドラッグの過剰摂取により参加者2名が亡くなったため、最終日がキャンセルされた。

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