エイジア Research Memo(6):クラウドサービスの成長が安定的な業績確保、成長拡大の鍵

2013年9月30日 19:23

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記事提供元:フィスコ


*19:23JST エイジア Research Memo(6):クラウドサービスの成長が安定的な業績確保、成長拡大の鍵

■業績動向

○クラウドサービス

また、クラウドサービスにおいても大型案件の引き合いが増える傾向にある。eコマース市場の拡大やスマートフォンの普及を背景に、ネット通販企業を中心に販売促進ツールとしての電子メール配信システムに対する投資が活発化しているものとみられる。クラウドサービスにおける2014年3月期の売上高の計画は前期比で25%増の498百万円を見込んでいたが、足元の受注状況からすれば計画を上回る可能性が高まっている。

特に、クラウドサービス、パッケージ導入型ともに大型案件に関しては、エイジア<2352>が圧倒的な強みを持っている領域であり、大手企業の投資拡大による恩恵をもっとも享受しているとみられる。採算の良い大型クラウド案件(SaaS型)の売上高の拡大によって、全体的な収益率の向上も期待される。また、ストック型のビジネスモデルであるクラウドサービスの成長によって、同社の業績も安定的かつ着実な成長拡大が見込まれる収益体質に変わってきたものとして注目される。ストック型事業(クラウドサービス、導入型保守サービス等)の売上高の構成比は2014年3月期で7割強の水準となる見通しで、2009年3月期が3割強の水準であったことからすると、ここ数年で大幅に収益体質が転換してきたことがみて取れる。今後もクラウドサービスの売上高の拡大によって、同社の収益も拡大基調が続くものと予想される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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