エイジア Research Memo(3):安定した成長が続く市場、パッケージソフト市場ではシェアトップ

2013年9月30日 19:11

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記事提供元:フィスコ


*19:11JST エイジア Research Memo(3):安定した成長が続く市場、パッケージソフト市場ではシェアトップ

■会社概要

(2)市場動向と競合シェア

電子メール関連ソフトウェアの2012年の国内市場規模は560億円強の水準だったとみられる。メール関連のソフトウェアには、エイジア<2352>が手掛けているメール配信システムのほか、メールサーバーやスパム対策、メールアーカイブ用など目的に応じて様々なソフトウェアがある。このうちメール配信システムの市場規模は約120億円となっており、ここ数年は5%前後の安定した成長が続いている。

こうしたなかで、同社の市場シェアはパッケージソフト市場で17%とシェアトップとなっており、クラウド市場では3%程度の水準となっている。クラウド市場ではエイケア・システムズ(現エクスペリアン・ジャパン)、シナジーマーケティング<3859>、パイプドビッツ<3831>が大手3社として挙げられる。同社のシェアが低いのは、パッケージソフト市場で強みを持っていたことで、クラウド市場への参入に出遅れたことが影響している。ただ、ここ数年は前述したようにSaaS型で実績を伸ばしてきており、クラウド市場における成長率でみれば、2年連続で最も高い伸長率を達成するなど、シェアを拡大しつつある。

一方、パッケージソフト市場においては、3位だったエイケア・システムズが同市場から撤退するなど、大規模システムを開発できる競合企業が少なくなってきており、同市場においても同社のシェアは拡大しているものとみられる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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