【編集長の視点】新星堂はストップ高気配で株式併合後高値更新、固定資産売却3社は地価上昇も享受して大幅特別利益

2013年9月27日 09:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  新星堂 <7415> (JQS)は、寄り付きから買い気配値を切り上げ50円高の241円買い気配とストップ高して急続伸、今年9月1日の株式併合後の9月11日につけた205円を更新している。前日大引け後に固定資産売却による特別利益発生、今2月期業績の上方修正を発表、純利益が、期初のトントン予想から大幅黒字となることを手掛かりに、超々割安修正期待で売り買い差し引きで約28万株の買い物が集まっている。

  前日に固定資産売却を発表した銘柄は、同社株のほか後場取引時間中発表の月島機械 <6332> 、大引け後発表の日本橋梁 <5912> と3社を数えた。売却益が21億9700万円となった月島機械は、きょう27日も、2円高の1063円と7営業日続伸し、9億5000万円の売却益を計上する日本橋梁は、4円高の16円と続伸して9月17日につけた年初来高値232円を窺っている。このところ固定資産を売却する銘柄が続出しているが、国土交通省が、9月19日に発表した基準地価では地価上昇地点が全国的に増加に転じており、これを享受して資産リストラを加速する企業がなお拡大することを示唆しているといえそうだ。

  新星堂が売却した固定資産は、同社柏店の土地・建物(帳簿価額7億9900万円)で、これを20億円で売却し売却益は約11億7800万円に達する。本業もたな卸資産の簿価切り下げの減少や経費削減で上ぶれており、今2月期第2四半期累計・通期業績を上方修正した。このうち2月通期業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を1億9000万円、純利益を14億4000万円それぞれ引き上げ、純利益は、14億4000万円(前期比33%減)と減益転換率を縮める。なお前期純利益は、債務免除益44億9300万円などの特別利益を計上して黒字転換した。

  株価は、5株を1株に併合する株式併合で37円から182円と水準を上げ205円まで買い進まれ、190円台を出没してきた。特別利益計上でPERは1.1倍と超々割安となるだけに、低位値ごろ株思惑を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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