【編集長の視点】日本ERIは1部上場に続きホールディングへ移行、モミ放れ近い

2013年9月27日 09:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  日本ERI <2419> は、今年12月2日を期日に単独株式移転方式により純粋持株会社「ERIホールディングス」とすることを予定しており、この準備作業が着々と進行、今年8月30日につけた東証1部指定替え後安値1095円からの底上げ期待が高まっている。とくに今年9月10日に子会社・東京建築検査機構(東京都中央区)の増減資を発表、財務体質の強化を図って以降、5日移動平均線が、25日移動平均線を下から上へ抜けるミニ・ゴールデンクロスを示現しており、1部指定替え後高値1800円も大きく視界に捉えそうだ。

  東京建築検査機構は、同社と同業の建築確認検査事業を展開しているが、今年5月に日本ERIが76.9%の株式を取得して子会社化した。子会社が、超高層の建築物などの大型物件に強みと人材を有しており、事業の拡大、業容の充実を図る積極的なM&Aである。この子会社の財務体質の強化に向け、10月25日付けで減資を行うとともに、第3者増資も引き受け、持株比率は94.6%にアップする。12月2日付けの持株会社化は、経営環境の変化に機動的に対応するとともに、タイムリーなM&Aを実施することを目的としており、準備作業進行を裏付け、持株会社化後の積極経営策推進を窺わせた。

  株価は、指定替え後安値から底上げ、9月9日に今5月期純利益を下方修正したが、売り上げ、経常利益を期初予想の据え置きとしたことから悪材料出尽くしとしてポジティブに評価された。建築分野の第三者検査機関のリーディングカンパニー、唯一の上場会社として持株会社化への評価が高まり、1部指定替え後高値にキャッチアップしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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