【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パシフィックネットは新高値に躍進、調整安は好狙い場

2013年9月26日 13:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  中古パソコンなどのリユース事業を展開するパシフィックネット <3021> (東マ)の株価は、9月中旬に動意付いて7月の高値を一気に突破した。目先的には過熱感だが、高配当利回りも支援材料として上値を試す展開だろう。

  パソコンやタブレット端末などの中古品引取回収・販売(リユース)事業を主力として、レンタル事業も展開している。パソコン需要低迷に伴って中古パソコン価格が下落するなど全体として事業環境が厳しいため、新規事業も模索している。

  今期(14年5月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比12.4%増の38億87百万円、営業利益が同48.1%増の2億13百万円、経常利益が同39.3%増の2億30百万円、純利益が同59.5%増の1億13百万円としている。事業環境は厳しいが、米マイクロソフトのOS「ウインドウズXP」のサポート終了に伴う代替需要に加えて、仕入強化と商品ラインアップ充実などの効果が期待される。

  株価の動きを見ると、8月以降は概ね450円~500円近辺で推移していたが、9月中旬に動意付いて7月19日の高値555円を一気に突破した。さらに9月24日には658円まで上伸する場面があった。

■配当利回り3%超、今期大幅増益

  9月25日の終値600円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS43円79銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS646円66銭で算出)は0.9倍近辺である。

  目先的には過熱感を強めて9月24日の高値から反落したが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインとなって上値を切り上げた。月足チャートで見ても底練り展開から上放れて上昇トレンドの形だろう。値動きや高配当利回りが支援材料であり、短期調整を挟みながら上値を試す可能性がありそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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