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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】山下医科器械は下値固め進む、指標に割安感
医療機器商社の山下医科器械 <3022> の株価は、下値固めが完了して反発のタイミングが接近しているようだ。
九州を地盤とする医療機器商社で、医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントの製造販売を展開している。
九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略として推進するとともに、医療機関から物品管理を含めた複合的サービスのニーズが高まっていることに対応して、SPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加を進めている。契約数増加に対応して13年7月には福岡SPDセンターを新設した。医療関連のアベノミクス成長戦略も追い風として中期成長期待も大きい。
■今5月期は先行投資負担で業績一服
今期(14年5月期)連結業績見通しについては売上高が前期比0.3%増の473億29百万円、営業利益が同25.3%減の4億22百万円、経常利益が同23.9%減の4億97百万円、純利益が同30.5%減の2億79百万円としている。
設備工事・機器関連の売上減少、福岡SPDセンターの新設費用や人件費の増加などで減益見込みとしているが、設備工事・機器関連など入札案件の見通しが難しいため保守的な見通しのようだ。検査用・手術用機器や低侵襲治療機器などの販売は順調であり、SPD契約施設の増加による医療材料・消耗品の販売拡大、医療モール(広島県福山市)のテナント増加による賃料収入増加も寄与する。通期増額の可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると、7月上旬の戻り高値圏2100円近辺から反落し、以降は概ね1600円~1700円近辺のレンジで推移している。ただし6月7日の安値1580円を割り込むことなく、下値固め完了感を強めている。
9月25日の終値1682円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS109円61銭で算出)は15~16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間33円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2157円57銭で算出)は0.8倍近辺である。
週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺を割り込んで調整局面だが、右肩上がりの52週移動平均線が追いついてきた。反発のタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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