注目銘柄ダイジェスト(前場):アドバンテスト、東京エレク、日東電工など

2013年9月26日 11:36

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記事提供元:フィスコ


*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アドバンテスト、東京エレク、日東電工など

アドバンテスト<6857>:1185円(前日比-62円)
大幅安。前日に発表した業績下方修正がネガティブなインパクトに。通期営業損益は130億円の黒字予想から収支均衡水準にまで減額修正へ。有力半導体メーカーによるテストシステムへの需要は想定ほど伸びておらず、かつ、先行きの不透明感も高まる状況になっているもよう。下方修正の可能性は織り込まれていたものの、市場コンセンサスを大幅に下回る水準までの下方修正となる格好に。なお、クレディ・スイス(CS)では更なる下方修正リスクもあると指摘している。

東京エレク<8035>:5440円(同-50円)
反落。米アプライドとの経営統合を好感、昨日は一時ストップ高と急伸したものの、本日は利食い売りが先行する状況のようだ。アプライドは昨日も続伸の展開となっており、終値の17.84ドルをベースとした理論株価は5700円程度になる。また、バークレイズでは投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も4800円から5400円に引き上げ。ユーザーに対し幅広いプロセスを提供することが可能となり、トップライン、ボトムラインの両面でシナジー効果は大きいと指摘。

日東電工<6988>:6670円(同-870円)
大幅反落。本日から日経平均に新規採用、それに伴うインデックスファンドの組み入れ需要発生から、前日は大引けにかけてストップ高水準まで買い進まれた。インデックス買いの一巡で本日は利食い売りが先行する格好に。また、BNPパリバでは投資判断を「バイ」から「リデュース」に格下げ、目標株価も8000円から5000円に引き下げている。競争激化などで市場の期待ほどITOフィルムの成長は見込みにくいとの見方に。

資生堂<4911>:1740円(同+36円)
買い優勢。JPモルガン(JPM)では投資判断「オーバーウェイト」を継続、目標株価を1740円から1900円に引き上げている。米国・欧州化粧品事業のプラス転換なども想定されるため、上半期営業利益は会社計画を大きく上回る見通しと指摘。会社計画150億円に対して、JPMでは202億円と予想のようだ。

ドン・キホーテ<7532>:6150円(同+260円)
買い先行の展開。モルガン・スタンレー(MS)では小売り専門店各社のカバレッジを開始、同社とUアローズ<7606>を新規に「オーバーウェイト」としている。同社に関しては目標株価を6500円と設定、消費者の防衛本能が成長ドライバーとなって業界再編のイニシアチブをとる可能性が高いと判断しているもよう。

ユナイテド海<9110>:286円(同+37円)
急伸。前日のバルチック指数は5%強の上昇となり、一段と上昇ピッチを早めている。運賃上昇による収益改善期待が引き続き高まっているもよう。なかでも同社は、中小型海運株で唯一年初来高値を更新している銘柄であり、短期資金の関心も高まりやすいもようだ。

三菱ガス化学<4182>:854円(同-52円)
下げが目立つ。半導体関連材料中心に8月頃から受注が減速、下半期業績に不透明感が出てきたとの見方なども挙がっているもよう。今期業績は会社計画比で大幅な上振れがコンセンサスとなっていたなか、警戒感も強まる格好のようだ。株価は年初来高値圏を推移してきただけに、利食い売りも急がれる状況か。

トライSTG<2178>:1162円(同+103円)
大幅続伸。上期の営業利益を4.0億円から5.9億円へ、最終利益を1.9億円から3.5億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。中期経営計画の戦略の1つとして掲げる「新業種・新領域顧客企業の発掘と育成」が進捗し、会員誘導型の顧客企業との取引が好調に推移したことなどで売上高が計画を上回った。また、一部のテレビCM枠やテレビ番組枠の返還や入替えによる仕入れコスト削減が計画通り進捗したようだ。

ナノキャリア<4571>:307500円(同+13800円)
反発。タンパク医薬のデリバリーに適用可能なキャリアに関する出願が、米国特許庁から特許査定を受けたと発表したことが材料視されている。これにより、ポリマーミセル型タンパク医薬キャリアに関する次世代型プラットフォーム技術に適用可能な物質特許を日本に加え、米国でも確保できることになったようだ。なお、今期業績への影響はないと。

ユーグレナ<2931>:1578円(同+186円)
買い先行。植物ハイテック研究所の株式を取得し、子会社化する「基本合意書」を締結したと発表したことが材料視されている。ユーグレナの形質転換による光合成能力や油脂生産性の向上、ユーグレナの形質転換による新たな有用物質生産手法の確立などを目指すもようで、今後の協業に対する期待感が先行している。

コロプラ<3668>:2076円(同+123円)
買い優勢。本日は株式分割の権利落ち日となり、同社やDガレージ<4819>、OTS<4564>など、株式分割の実施銘柄が堅調に推移している。同社については1:3の株式分割を実施したことを受けて、最低投資金額の引き下げによる新規資金流入期待が支援材料に。なお、同社などマザーズ市場の時価総額上位銘柄が堅調で、マザーズ指数はプラス圏で推移している。《KO》

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