【株式評論家の視点】シーボンはファイナンスの益出し売りを着実に吸収、出直りを探る

2013年9月26日 10:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  シーボン <4926> が出直りのタイミング模索の局面に入ってきた。8月30日に43万株の株式売り出しと、オーバーアロットメントによる売り出し(上限6万4500株)を実施すると発表、以後株価はやや変調をきたしていた。

  売り出し株式数が最大で49万4500株と発行済み株式数の11.6%に達することで、株式の需給悪化に懸念が持たれていた。しかし、売り出し価格1973円で9月18日に受け渡しを完了。多分出ているであろう、売り出し申し込みの向きの利食い売り吸収がスムーズに進んでおり、そうした目先筋の売りが一巡した後は、切り返し波動に転換の可能性が強い。

  同社はスキンケア製品を中心とする化粧品及び医薬部外品を自社工場で製造して、直営専門店(シーボンフェイシャリストサロン)を通じて販売する製販一体の化粧品会社。会員制度を導入し、顧客に対して化粧品購入後も正しい使用方法を促すためのアフターサービスまでを一貫して手がけている。このアフターサービスの提供は、美容のプロである「フェイシャリスト」が顧客をサポートしていくもので、化粧品の不具合の被害が広がる中、同社の強力なサポートが顧客の増大につながることは十分に考えられる。

  2015年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進中だが、その骨格は新規集客力を強化、それを既存顧客の継続率の向上につなげ、そのために顧客受け入れ態勢を強化するという、一貫した流れで業績向上を図る。なお2014年3月期は売上げ147億3200万円と前期比4.1%増が見込まれ、営業利益も11億3500万円と、同29.5%の大幅増益が想定されている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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