【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツ株価は出直り鮮明、逆三尊の底値形成

2013年9月25日 15:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  パイプドビッツ <3831> (東マ)の株価は調整が完了して出直り態勢のようだ。ネット選挙関連のテーマ性は一巡したが、中期成長力に見直し余地があるだろう。

  情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などのクラウドサービス提供)、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービスなど)、ソリューション事業(アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)を展開している。

  情報資産プラットフォーム事業は政治・選挙関連、アパレル・ファッション関連、美容師関連、会計関連、薬剤・医療材料関連などに事業領域を広げている。政治・選挙関連ではアイドルグループAKB48の選抜総選挙や政治・選挙プラットフォーム「政治山」を運営しているため、ネット選挙関連が材料視された。ただしECサイト構築・運営受託もネット通販市場拡大を追い風として中期的に有望分野だ。

■連結移行の今2月期は前期単独比2.1倍増益

  今期(14年2月期)の連結業績見通しは、売上高が30億円、営業利益が7億円、経常利益が7億円、純利益が4億20百万円としている。前期の非連結業績との比較で見ると34.2%増収、2.1倍営業増益となる。

  情報資産プラットフォーム事業では「スパイラル」の新バージョン投入効果に加えて、有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」や会計クラウドサービス「ネットde会計」「ネットde青色申告」なども寄与する。有効アカウント数(6カ月以上継続使用)は増加基調であり、好業績が期待される。なお9月30日に第2四半期累計(3月~8月)業績の発表を予定している。

  株価の動きを見ると、ネット選挙関連人気が一巡して軟調展開が続き、9月2日には直近安値となる1383円まで調整する場面があった。ただし9月2日安値をボトムとして切り返し、足元では1800円台まで回復している。売られ過ぎ感を強め、調整が完了して出直り態勢だ。

  9月24日の終値1825円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS55円52銭で算出)は33倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(非連結ベースの前期実績BPS228円91銭で算出)は8倍近辺である。

  日足チャートで見ると、1500円近辺で下値を固めて25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると一旦割り込んでいた52週移動平均線を回復した。調整が完了して出直りが本格化しそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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