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ベネフィット・ワン Research Memo(8):高収益性もPER水準では大幅な乖離はなし
記事提供元:フィスコ
*18:11JST ベネフィット・ワン Research Memo(8):高収益性もPER水準では大幅な乖離はなし
■類似企業分析
ベネフィット・ワン<2412>の福利厚生事業による類似企業はリロ・ホールディングス<8876>、リゾートソリューション<5261>などとなる。同社の収益性の高さを考慮する必要はあるものの、それでもPER水準で大幅な乖離がある訳でない。
ただし、既述のように福利厚生事業は同社にとってサービスマッチングを行うための手段であって目的でない。実態はユーザー課金ニーズのある領域でサービスマッチングを展開する企業であり、現状では顧客との接点がインターネット経由になっていることも事実である。楽天<4755>、カカクコム<2371>などインターネット上でマッチングサービスを手がける企業が比較としてふさわしい可能性もある。
更に、今後は同社にとって利益成長の高い局面を迎えることになる。05年3月期から08年3月期までの福利厚生事業の成長期、特にその初動期においては市場平均を大幅に上回るPERで評価されていた事実も忘れるべきでない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤邦光)《FA》
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