24日の中国本土市場概況:反落、前日の大幅高の反動で利益確定売りが優勢

2013年9月24日 17:02

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 24日の中国本土市場概況:反落、前日の大幅高の反動で利益確定売りが優勢

24日の中国本土市場は反落。上海総合指数は前日比13.51ポイント安(-0.61%)の2207.53、深セン成分指数は同54.49ポイント安(-0.62%)の8664.80で取引を終えた。前場に下値を模索する場面もあったが、その後は徐々に買い戻された。

前日の大幅高を受けた反動から幅広い銘柄に利益確定売りが広がった。また、米金融緩和の縮小時期に対する不透明感がくすぶっていることが警戒材料。中国国内では、四半期末に向けて銀行間市場の流動性不足がやや強まっていることや、来週から国慶節の大型連休(10月1-7日)に入るため、積極的な買いは手控えられた。

一方、後場は買い戻しの動きが活発となった。中国人民銀行(中央銀行)が大規模な買いオペを実施したことを受けて、流動性の不足懸念がやや緩和したもよう。人民銀は今日24日、リバースレポ取引を通じて計880億元(約1兆4080億円)の資金を市場に投入。規模は前回の80億元から急拡大した。対象は6日物となり、国慶節までの流動性不足を解消させる狙いがあるとみられている。

セクター別では、民営銀行が早ければ来年3月に設立されるとの報道が関連銘柄の物色手がかり。また、「上海自由貿易区」関連も後半に買い戻された。10月1日から3年間試験的に施行されることが改めて好感された。そのほか、食品や旅行、航空など連休特需銘柄も引き続き買われた。

一方、自動車関連が安い。北京など主要都市における自動車の購入制限が一段と厳しくなるとの観測が嫌気されたほか、ガソリン価格が大幅に引き上げられるとの見通しも自動車離れへの懸念を強めた。《KO》

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