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ソフトバンテク Research Memo(12):営業利益2,300~3,000百万円がひとつの目標とも
記事提供元:フィスコ
*17:12JST ソフトバンテク Research Memo(12):営業利益2,300~3,000百万円がひとつの目標とも
■中期的な見通し
○業績コミットメント型のストックオプション
2013年5月20日に開かれた取締役会で、ソフトバンク・テクノロジー<4726>は取締役および子会社を含めた従業員に対し、業績コミットメント型ストックオプションを与えることを決めた。これは、業績が一定の条件を満たしたときに権利を行使できるタイプのストックオプション。同社が決定した行使条件は、2014年3月期から2016年3月期までの営業利益が2,300百万円を超えた場合に割り当て分の50%、営業利益が3,000百万円を超えた場合に残りの50%を行使できるという内容。発行価格は新株予約権1個(100株)につき1,000円、1株当たりの行使金額は1,333円。行使期間は2014年7月1日から2019年6月30日となっている。
これは、社員のモチベーションを上げるとともに、取締役、従業員が一丸となって、主体的に成長戦略を推進、業績の向上につなげることを期待した施策である。
同社は明言していないが、このストックオプションの内容から考えると、同社は中期の経営方針として、2016年3月期に営業利益を2,300~3,000百万円まで引き上げること、つまり3年後に営業利益を倍増させることを目標にしていると見ることもできるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柄澤邦光)《FA》
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