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【ミラノ2014春夏=21日】アイコン的アーカイブモデルから往年のスーパーモデルまでが集結 モスキーノの30周年アニバーサルショー

「モスキーノ」
素材の追求と技術力を駆使したボリューム使いで勝負した「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」。もともと素材にはかなりこだわるブランドであったが、今回のコレクションでは特にその探求に力を入れ、コットンと銅を同量ずつ織り込むことで独特の表情を持つオリジナルの素材を開発。それ以外にもプリーツのコットンジャージーや織りの詰まったクレープなど特徴的な素材もたくさん登場。それらをダークグレーやネイビー、黒などのダークカラーとサーモンピンク、サンド、白など明るいニュアンスカラーで展開し、大小、長短様々なルーシュやレイヤード、ドレープやフレアなどによってつけられたボリュームの遊びのあるシルエットに仕上げている。

スポーツテイストをゴージャスな装飾で展開した「ロベルト・カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」。カラフル路線の今シーズンのトレンドに対抗したかのように、使った色はゴールド白、黒・・・とごくわずかで、ヘビ皮モチーフのプリントやアンティークのエスニックのようなプリントが多々登場。シルエットはゆったり流れるようなフォルムをメインに、スポーツテイストが入っているが、それらがオーガンジー、レース、レザー、フェザー、ファーなど様々な素材やビジューやフリンジのなどのディテールで装飾されて、上品かつゴージャスに展開されている。
フリュイドなシルエットにサイバーなカット、メンズライクとセンシュアルなどがミックスされた「ジル・サンダー(JIL SANDER)」。今年のトレンドの流れるようなゆったりしたシルエットを、ジル・サンダーらしいシャープでミニマルなカットで表現。またワイドなクロックドパンツにおなかの見えるような短めのジャケットを合わせたり、ややオーバーサイズのかっちりしたコートのバックにはたっぷりしたフレアがあったりとメンズライクとフェミニンの共存している。またジル・サンダーには珍しく、胸が大きく開いたり、短めのトップからおなかが見えていたり、サイドやバックのスリットが大きく入るなど、肌見せを多くセクシーに仕上げてある。
スポーツとヒップホップテイストをマサイ族のプリントで実現した「エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)」。フラワーモチーフを中心としたプリントがトレンドの今シーズンだが、クリエイティブ・ディレクターのペーター・デュンダスが選んだのはマサイ族風のプリント。ポップで力強いエネルギーのあるプリントをスパンコールで刺繍したり、プッチプリントと合わせたり。シルエットはマイクロミニやボディコンシャスか、全く相対するマキシでオーバー。またはスポーツテイストを各所に入れて、ジョギングパンツにタキシード風のジャケットに合わせたり、ジャンプスーツにゴージャスな装飾を加えるなどリュクスさやエレガントさとのミックスも絶妙。
30周年を迎え、アニヴァーサリーショーを開いた「モスキーノ(MOSCHINO)」。会場では昔のショーや故フランコ・モスキーノのインタビューのビデオが流れ、またショーの冒頭とフィナーレはアーカイブピースが登場。そのためにパット・クリーブランドからエリン・オコナーに至るまで、かつてのスーパーモデル達がランウェイに復活した。新コレクションではモスキーノのアイコニック的モデルを復活させたピースが登場し、またフラワーモチーフ、レイヤード等今年のトレンドも入れつつ、マスト的なアイテムをグッド&バッドガールの両面性でそれぞれ表現したのもユニーク。グランフィナーレはグロリア・ゲイナーが「 I AM WHAT I AM」を熱唱。今のファッションが失ってしまった、真のファッションの楽しさとクリエーションを思い出させてくれたショーだった。
今日行われた展示会は、カラーテーマを「地中海」とし、グリーンやブルーのトーン、ピンクや柑橘系カラー満載の楽しい色揃えで、「セルペンティ」「イザベラ・ロッセリーニ」などのアイコン的ラインを展開した「ブルガリ(BVLGARI)」や、「マンゾーニ」、「ミラノ」、各種クラッチバッグの新作を発表し、ますますフェミニンさの増した「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」など。
■2014春夏ミラノコレクション特集ページはこちら
http://www.apparel-web.com/collection/2014ss/milano/
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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