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C&Gシステムズ Research Memo(1):国内外シェア拡大と収益源確保で成長期へ
記事提供元:フィスコ
*18:10JST C&Gシステムズ Research Memo(1):国内外シェア拡大と収益源確保で成長期へ
C&Gシステムズ<6633>は国内シェア18%超を持つ金型用CAD/CAMシステムの専業メーカーである。8月9日に発表された2013年12月期の第2四半期(1-6月)決算は、売上高が1,757百万円(前年同期比0.5%減)、営業利益が156百万円(同6.5%増)、経常利益が189百万円(同13.3%増)、四半期純利益が131百万円(同12.0%減)となった。
さらに2013年12月期の通期業績は、売上高3,346百万円(前期比1.2%増)、営業利益173百万円(同10.4%増)、経常利益184百万円(同5.0%減)、当期純利益132百万円(同5.8%減)を予想しているが、これは期初予想と変わっていない。上記のような第2四半期決算の結果から、この通期予想も上方修正される可能性がある。
中長期の展望では、国内市場は全体が伸び悩む見通しだが、シェアアップにより売上高の増加を目指す。海外市場はまだシェアが3%程度であることから成長の余地はある。さらに次の収益源の確保にも力を入れており、これらの施策が実行されていけば再び成長期入りも充分可能だろう。
★Check Point
・金型設計・製造用のCAD/CAMシステム業界シェア第2位
・2Q営業利益は高い進捗率、通期業績は上方修正の可能性も
・金型用CAD/CAM市場で「グローバル・ニッチ・トップ」へ
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島昇)《FA》
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