関連記事
3DマトリックスResearch Memo(6):バイオテクノロジーは安倍政権における成長戦略の主要テーマ
記事提供元:フィスコ
*08:45JST 3DマトリックスResearch Memo(6):バイオテクノロジーは安倍政権における成長戦略の主要テーマ
■株価指標と株主還元策
(1)株価指標
株価は2013年6月1日に1:2の株式分割を行って以降、調整局面に入っている。バイオセクター全体が調整していることに加えて、止血材の国内での製造販売承認が依然取れていないことが背景にあるとみられる。とはいえ、バイオテクノロジー分野は安倍政権における成長戦略のなかの主要テーマであり、今秋に開催される国会においても再生医療や先進医療分野は、成長を促進させるための様々な規制緩和を進める関連法案が成立する見通しとなっている。スリー・ディー・マトリックス<7777>の開発パイプラインにおいても今後の規制緩和によって、製造販売承認取得までの期間が短縮される可能性もあり、事業環境においては追い風になるものとみられる。
他のバイオベンチャーや医療機器・材料メーカーと比較すると、短期的な株価指標でみた割安感はみられない。しかし、止血材の製造販売承認が下りれば、中期計画で示されている2016年4月期に売上高12,569百万円、EPSで186円というシナリオも現実味を帯びてくるだけに、一段と注目されてくるものと思われる。また、同社が製品開発の基盤としている「自己組織化ペプチド技術」は、止血材などの外科用医療材料だけでなく、歯槽骨再建材などの再生医療材料、がん治療における核酸医薬(遺伝子治療薬)に用いられるDDS(ドラッグ・デリバリー・システム)としての研究開発も進むなど、多方面にわたって成長ポテンシャルを秘めているのが、他のバイオベンチャーとの違いとなっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
スポンサードリンク

