三井物産がブラジルの貨物輸送に参入、ヴァーレから一部株式取得

2013年9月19日 10:41

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記事提供元:フィスコ


*10:41JST 三井物産がブラジルの貨物輸送に参入、ヴァーレから一部株式取得
ブラジルの鉄鉱石最大手ヴァーレ(VALE3)は18日、一般貨物輸送を手がけるVLI(サンパウロ州)の株式20%を三井物産<8031>に売却することで合意したと発表した。売却額は15億1000万レアル(約679億円)になる。

三井物産のほか、ブラジル連邦貯蓄銀行が運営する投資ファンド(FI-FGTS)も12億レアルでVLIの株式15.9%を取得する計画。ほかに、ヴァーレはカナダの大手資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントにもVLIの株式26%を売却する予定だ。これにより、ヴァーレによるVLIへの出資比率は40%まで低下。

なお、VLIはブラジル国内の港湾および鉄道などの貨物輸送を手がけている。同社は輸送能力を拡大させる目的で2017年までに90億レアルを追加で投資する計画を示している。

ヴァーレは、一連の資産処分について、中核事業である鉄鉱石部門に集中するためだと説明。鉄鉱石価格の下落に伴い、同部門の利益率が圧迫されていることが背景にある。《ZN》

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