テラ Research Memo(9):細胞治療支援事業が好調で2Qは期初予想を上振れての着地へ

2013年9月18日 18:55

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記事提供元:フィスコ


*18:55JST テラ Research Memo(9):細胞治療支援事業が好調で2Qは期初予想を上振れての着地へ
■決算動向

(1)2013年12月期第2四半期(1-6月期)累計業績

8月6日付けで発表されたテラ<2191>の2013年12月期第2四半期(1-6月期)累計の連結業績は、売上高が前年同期比7.0%増の865百万円、営業利益が同11.3%減の142百万円、経常利益が同15.3%減の132百万円、四半期純利益が同27.5%減の46百万円と増収減益決算となった。細胞治療支援事業が好調に推移したことで増収となったものの、主力の細胞治療技術開発事業が症例数の伸び悩みで減収となったほか、研究開発費用の増加等によって、利益ベースでは減益となった。ただ、期初会社計画と比較すると売上高、利益ともに上回る格好となった。細胞治療支援事業が想定以上に好調だったためだ。

事業セグメント別の損益状況でみると、細胞技術開発事業は売上高が前年同期比6.7%減の566百万円、営業利益は同62.8%減の39百万円となった。売上高が減少した要因は、当第2四半期累計における症例件数が659件と前年同期比で6.1%減となったためだ。期初計画では、連携医療機関の増加によって症例件数も伸びるとみていたが、連携医療機関における症例件数が伸び悩み、2012年3月末で提携契約が終了した九段クリニック分院の減少分を補えなかったことが要因として挙げられる。また、メディアへの露出が減ったことも症例件数の伸び悩みの一因になったとみられる。

症例数が伸び悩んだ背景として、基盤提携医療機関や提携医療機関の新規契約や、連携医療機関の立ち上げの遅れが影響している。ただし、既に2013年8月に2つの医療機関と契約を締結しているため、下期での回復が期待される。また、連携医療機関への支援にも力を注いでおり、2013年下期以降の業績への貢献にむけ営業活動を強化している。

細胞治療支援事業の売上高は前年同期比48.2%増の299百万円、営業利益は同91.6%増の102百万円と好調に推移した。培養施設の販売サポート及び保守管理サービス等の新規受注が順調に拡大したことが主因だ。

第2四半期(1-6月期)以降におけるトピックスとしては、前述した九州大学との共同研究発表などのほかにも右表の発表がされている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)《FA》

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