先物主導によるプログラム売買で一時14600円を回復/ランチタイムコメント

2013年9月18日 11:51

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記事提供元:フィスコ


*11:51JST 先物主導によるプログラム売買で一時14600円を回復
 日経平均は大幅に反発。259.09円高の14570.76円(出来高概算16億3000万株)で前場の取引を終えた。シカゴ先物にサヤ寄せして始まった日経平均は、その後も先物主導によるプログラム買いが断続的に入り、一時14600円に乗せる局面をみせている。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の7割近くを占めている。ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンク<9984>、東京エレク<8035>、信越化<4063>、トレンド<4704>、ダイキン<6367>、京セラ<6971>など指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好。
 個別ではバイオやゲーム関連の一角が堅調な一方、建設など五輪関連の一角には利益確定の売りが先行している。セクターでは東証33業種全てが上昇しており、海運、証券、その他金融、ゴム製品、精密機器、電気機器、銀行、機械などの強さが目立つ。
 先物主導によるプログラム売買の影響から、日経平均は7月25日以来の14600円を回復してきている。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内だが、前日の+1σ寄りから、本日は+2σに接近する形状。ただ、+2σは14650円辺りに位置しており、そろそろ利食いも出やすいところであろう。
 また、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする様子見ムードが燻るなか、大引けに掛けてはポジション調整的な動きが出てくる可能性がある。もっとも、個人主体の資金は今日のところはバイオやゲーム関連の一角のほか、売られ過ぎ感の大きい材料株のリバウンド狙いに向かっている。そのため、ポジション調整があったとしても、短期資金が中心となる材料系の銘柄にとどまりそうだ。
 一方、主要銘柄についてはプログラム売買に左右させられると考えられる。ポジション調整としては、買い戻し的な商いが強まる可能性もあるため、先物の動向を睨みながらとなりそうだ。(村瀬智一)《FA》

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