概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は続伸、今年3月以来の高値を更新

2013年9月18日 09:52

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記事提供元:フィスコ


*09:52JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は続伸、今年3月以来の高値を更新
【ブラジル】ボベスパ指数 54271.25 +0.84%
昨日17日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比449.62ポイント高(+0.84%)の54271.25で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは44、値下がり27、変わらず2と買いが優勢。セクター別では、通信や石油・ガスが買われた半面、消費者サービスや素材が安い。

朝方は弱含みの展開を示したが、その後は買い戻された。ボベスパ指数はこの日、終値ベースで今年5月29日以来の高値を更新。利上げ懸念の後退を受け、不動産や小売りなど内需関連に買いが集中した。通貨レアルが対米ドルでこの日に大幅続伸したことを受け、輸入インフレ懸念が後退したことが背景。また、通年の成長見通しが上方修正されたことも引き続き支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 1473.03 +0.17%
17日のロシア市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比2.55ポイント高(+0.17%)の1473.03で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり24、値下がり26と売りが優勢となった。MICEX指数はこの日、終値ベースで今年3月15日以来の高値を更新した。

朝方は軟調な展開を示したが、その後は買い戻された。米国の量的緩和が長期化するとの観測が引き続き支援材料。国内では、石油・ガス部門の財政収入が予想を上回るとの見通しが好感された。財務省は17日、原油・天然ガス価格が想定以上に上昇していることを受け、同部門の財政収入が予想を350億ルーブル(約1078億円)上回るとの見通しを示した。なお、政府は今年5月、エネルギー部門の財政収入が5160億ルーブルになると予測していた。

【インド】SENSEX指数 19804.03 +0.31%
17日のインドSENSEX指数は続伸。指数は前日終値を挟んで方向感に乏しい動き。米連邦公開市場委員会(FOMC)やインド準備銀行(中央銀行)金融政策レビューという重要イベントを前に様子見ムードが優勢になった。16日に発表された8月の卸売物価指数(WPI)が市場予想を上回る伸びを示したことで、20日の準備銀行会合では通貨安対策として導入された流動性引き締め策の巻き戻しが先送りされる可能性がある。

【中国本土】上海総合指数 2185.56 -2.05%
17日の上海総合指数は大幅に3営業日続落。前場は底堅さも見られたが、後場にじりじりと下げ幅を拡大。終値で今月6日以来の2200割れとなった。取引停止中の招商地産が16日の取引終了後、大型の増資計画を発表したことで需給懸念が浮上。また、足元買われた「上海自由貿易区」関連などに利食い売りが広がった。このほか、中国への海外直接投資(FDI)が8月に急減速したことも弱気材料。19日からの中秋節連休を前に、積極的な買いは手控えられた。《FA》

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