17日の香港市場概況:反落も底堅く推移、FOMC待ちで様子見ムード強く

2013年9月17日 17:32

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記事提供元:フィスコ


*17:33JST 17日の香港市場概況:反落も底堅く推移、FOMC待ちで様子見ムード強く

17日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反落となり、前日比71.89ポイント安(-0.31%)の23180.52で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同55.99ポイント安(-0.52%)の10650.64、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同21.76ポイント高(+0.49%)の4483.09だった。

ハンセン指数は終日軟調な値動き。前日に終値で約4カ月ぶりに節目の23000を回復した後とあり、短期的な利益確定売りに押された。ただ、前日に続き、米量的緩和の早期縮小観測が後退したことや中国の景気改善見通しが下支えとなり、下値では底堅く推移。この日の上海株は引けにかけてじり安となったが、これによる香港市場への影響は限定的だった。また、17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手控えムードも続いた。

ハンセン指数の構成銘柄では、前日大幅高となった銀河娯楽(00027/HK)が2.17%反落。また、指数ウエート最大のHSBC(00005/HK)が1.03%下落し、相場を押し下げた。このほか、連日で上場来高値を更新していたテンセント(00700/HK)にも利食い売りが広がり、0.57%安で取引を終えた。

中国聯通(00762/HK)は0.16%下落。米アップルの新型iPhone「5S」と「5C」のオンライン予約状況について、前モデルよりもペースが遅いと報じられている。半面、恒基兆業地産(00012/HK)や恒隆地産(00101/HK)など香港系不動産株が総じて堅調。米量的緩和の早期縮小観測が後退する中で買い戻しの動きが続いた。

ハンセン銘柄以外では、永亨銀行(00302/HK)が39.38%高と急騰。上位株主の馮ファミリーなどが、保有株の売却に向けて交渉を進めていると発表したことが買い材料視された。また、その他の香港系中堅銀行にも思惑的な買いが入り、大新銀行(02356/HK)が17.67%上昇した。《KO》

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