13日の香港市場概況:反落も下値は限定的、中国の景気回復期待が下支えに

2013年9月13日 17:42

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:42JST 13日の香港市場概況:反落も下値は限定的、中国の景気回復期待が下支えに

13日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反落となり、前日比38.44ポイント安(-0.17%)の22915.28で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同98.59ポイント安(-0.93%)の10538.94、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同0.02ポイント安(-0.0005%)の4418.32だった。

ハンセン指数はほぼ終日軟調に推移。前日発表された米週間失業保険申請件数が市場予想より少なかったことで米量的緩和の早期縮小観測が再燃。これを受けた米株安も弱気材料となった。この日の中国本土株が軟調だったことも投資家心理を冷やしたもよう。足元堅調だった本土系銘柄を中心に利益確定売りが進んだ。とはいえ、中国の景気回復観測や香港株相場の先高期待も強まる中で、大引けにかけては下値を切り上げる動きを見せた。

また、メインボードの売買代金は1週間ぶりに500億HKドル台にとどまった。新規の手掛かり材料に乏しいほか、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えているとあり、様子見ムードが強まったとみられる。

ハンセン指数の構成銘柄では、石炭株が大幅続落。中国神華能源(01088/HK)が3.27%安、中国中煤能源(01898/HK)が3.07%安で値下がり率上位に並んだ。中国政府が大気汚染対策の一環として、石炭消費量の抑制方針を示したことが引き続き嫌気された。また、連日で上場来高値を更新していたテンセント(00700/HK)が0.48%反落した。

このほか、新鴻基地産(00016/HK)は1.36%下落。前日大引け後に発表した2013年6月本決算で、コア利益が市場予想を下振れたことが弱気材料となった。半面、米アップル関連の話題で足元売られていた中国移動(00941/HK)が0.86%反発。香港中華煤気(00003/HK)など、出遅れ感のあったディフェンシブ銘柄も買われた。

ハンセン銘柄以外では、中国東方航空(00670/HK)が3.44%上昇。上海市にハブ空港を置くことから、同市での「自由貿易試験区」設立で恩恵を受けるとの期待感が膨らんだ。また、ベビー用品の好孩子国際(01086/HK)は4.17%高。上海市でチャイルドシートの着用を推奨する条例が発表されたことが買い手掛かりとなった。《KO》

関連記事