幅広いテーマでの循環物色の流れを意識/東京株オープニングコメント

2013年9月12日 07:59

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記事提供元:フィスコ


*07:59JST 幅広いテーマでの循環物色の流れを意識
 12日の東京市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国株式相場は、NYダウが135ドル高となる一方、ナスダックは4ポイント安だった。オバマ米大統領のテレビ演説によってシリア情勢の緊張が和らいだことがNYダウの上昇につながった。ナスダックについては米アップルの下落が影響している。

 ただ、いずれも11日の東京市場で織り込まれている要因であり、影響は限られることになる。シカゴ日経225先物清算値は大証比25円高の14465円。先物とオプションの清算日が重なるメジャーSQを控えているため、大きな動きは出難いと考えられ、オプション権利行使価格の14375円と14500円のレンジ内での推移となろう。

 物色としては個別材料やテーマ銘柄に向かいやすいとみる。11日の東京市場では五輪関連が急ピッチの上昇に対する過熱警戒もあって、利益確定の売りが優勢だった。一方で、シリア情勢への不安後退や円安の流れを背景に、輸出関連などを中心とした主力銘柄の上昇が目立っていた。

 ただし、円相場は1ドル99円台後半での推移と、100円台を固めきれずにいるため、主力銘柄は手掛けづらいだろう。五輪関連については循環的な物色がみられている。値動きの荒さは気掛かりではあるが、資金回転が利いていることで需給は良好である。

 また、足元で五輪関連に集中する半面、関連以外の銘柄は物色の圏外に置かれ、弱いトレンドをみせている。五輪関連の上げ一服で冷静さを取り戻すなか、値ごろ感や割安感から見直す動きも意識されそうである。そのため、五輪関連のほか、SNSやバイオ、農業などのTPP、カジノ、再生エネルギー、除染関連といった幅広いテーマでの循環物色の流れが意識される。《TN》

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