【編集長の視点】モリトは上ぶれ着地の2Q業績を見直し高値更新も一通過点

2013年9月10日 09:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  モリト <9837> (東2)は、5日移動平均線が25日移動平均線を下から上に抜くミニ・ゴールデンクロスを示現しており、4カ月にわたる中段もみ合いから上放れる展開が近そうだ。今11月期第2四半期(2Q)累計業績の上ぶれ着地を見直す割安修正から年初来高値849円奪回も一通過点に2007年7月以来の1000円大台を回復する上値拡大も見込めよう。

  2Q累計業績は、期初予想を売り上げが4億9000万円下ぶれたが、逆に経常利益が1億3100万円、純利益が1億400万円それぞれ上ぶれ、前年同期比2Q減収、6%経常増益、9%純益増益で着地し、期初の減益転換予想が連続増益となった。国内では、生活産業資材関連で厳冬による防寒系商品が、靴専門店・ホームセンター向けを中心に増加して服飾資材関連、自動車内装品関連の伸び悩みをカバーし、アジア向けでは服飾資材関連で欧州・中国向けワーキングウェア資材の販売が回復、欧米では、服飾資材関連で、前年同期に好調だった高級服飾資材の販売が減少したものの、英国王室御用達ブランド向け資材の販売が好調に推移、為替相場が、1ドル=93.99円(前年同期82.14円)、1ユーロ=120.65円(同109.71円)と円安で推移したことなどが要因となった。

  11月通期業績は期初予想を据え置、純利益は9億円(前期比14%増)と続伸を見込み、配当は、18円(前期実績17円)と連続増配を予定している。

  株価は、今期業績の続伸・連続増配予想と着実に進めてきた自己株式取得、さらに4月1日から単元株式数を1000株から100株に引き下げたことも加わり年初来高値をつけ、全般相場急落下で25日線を出没する中段もみ合いを続けてきた。PER13倍台、PBR0.4倍の割安修正で高値奪回から4ケタ示現の上値評価を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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