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【ニューヨーク2014春夏=6・7日】クリーンにシフトしたアレキサンダー ワン
アレキサンダーワンといえば、黒、そして先進的なデザインというイメージだ。しかし、今回の14年春夏コレクションでは、ぐっとクリーンにシフトした。ベースカラーは白や淡いグレー、ベージュが多くを占め、ミニ丈のスカートが描くシルエットは、甘さも感じられる。しかし、クリーンや甘いだけのルックに終わらないのが、アレキサンダーワン。メンズアイテムとガールズアイテムを組み合わせ、肌を露出させるカッティングで、マニッシュとガーリー、クリーンとセクシーさを融合させた。彼のクリエティビティと時代の空気を読み解く力を感じさせるショーであった。
ラグ&ボーンは、スポーティとプレッピーをミックスさせる手法が得意であるが、今回はそれに抜け感を加えた。1990年代のミニマリズムに、ストリートやグランジの空気を吹き込んだ。特にチルデンセーターを用いたルックは目をひいた。
「ケイト スペード ニューヨーク(kate spade NEW YORK)」
日本人にとってもNYを象徴するブランドの一つとして人気の「ケイト スペード ニューヨーク」。今回は、ヨーロッパの旅をテーマとした。イタリアの市場、海辺、そしてモナコグランプリのシーンを表現した空間で、来場客を魅せた。
構築性とくつろぎ感を融合させ、現地で高い評価を得たのがジェイソン ウーだ。白やサンドカラーを軸にしたナチュラルなカラートーン、流れるような美しさを実現したシルエットで気品あふれるショーを展開した。
スィート、クリーン、ガーリーな空気が広がるニューヨークコレクションで、強いラテンの女性像を描いた。ブランドの持ち味であるスポーティールックをベースにしながら、“Let's all go to Mexico”と書かれたTシャツ、ラテンのフレアを感じさせるひと味違ったツイードのジャケット、エレクトリックなカラーパレット、フローラルやグラフィカルなプリントでエッジを効かせた。
ブランドの持ち味であるスポーツやクリーン、そしてレトロな要素を掛けあわせ、透明感あふれるコレクションを発表した。パイピングや切り替えで、ミッドセンチュリーの雰囲気を感じさせるデザイン、軽やかな素材と風になびくようなシルエットで、爽やかな春夏の世界を描いた。また、レディスのルックでは、透け感のある素材となめらかなシルエットで、クリーンなセクシーさを表現した。
本国アメリカで、アメリカ男性の永遠の憧れであるウェスタンスタイルを提案したのが、日本の人気メンズブランド、エヌハリウッドだ。無声映画時代の西部劇のトップスターだったウィリアム・S・ハートをテーマに、男気溢れるガンマン像を創り出した。武骨なルックをベースにしながら、パッチワーク状に切り替えられたチェックシャツや、ブライトカラーなどを差し込み、日本メンズらしい可愛らしさをミックスせた。
Jクルーで辣腕をふるったトッド・スナイダーのプレゼンテーションも行われた。アラン・ドロンが演じた映画「太陽がいっぱい」のリプリー役にインスパイアされたコレクションを発表。映画の舞台となったイタリアの海をイメージさせるブルーをふんだんに使った、レトロな“アメリカーナ”スタイルを提案した。来年には、アングローバル運営によるショップを東京にオープンするトッド・スナイダー。今後の展開に大いに期待したい。
メンズでは、他にも「ロバート ゲラー(Robert Geller)」のショーも7日に行われた。ロバートゲラー得意のダークなレイヤードカジュアルに、ロシアやパンク、ニューウェイブなどのテーマを取り込んだコレクションを発表した。
■ニューヨークコレクション 2014春夏
http://www.apparel-web.com/collection/2014ss/newyork/
<編集:山中健>
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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