【株式評論家の視点】相場は出直り波動入りの兆候が強まる、円安がサポート要因に

2013年9月7日 23:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<相場展望>(9月9~13日)

  9月第1週の相場は月曜日から木曜日まで4連騰、しかし週末金曜日は前日比1.45%の大幅下げに見舞われる、波高い足取りとなった。週末の大幅安については、4日連騰の上げを受けた、相場リズム上の一呼吸と思われる。4連騰は出直りトレンドへの転換を示す兆候と捉えられる。

  8月30日に14.7倍まで低下した日経平均のPERは6日現在まで15.2倍までアップしてきた。ただ、今回の第1四半期決算では、相変わらず企業は先行きについて慎重な姿勢を踏襲、決算発表の株価に与えるインパクトは予想外に小さなものにとどまっている。しかし足元の円安や世界的なマクロ指標の改善を受け、企業業績の上振れ期待が再び高まる方向にある。

  現段階では未定だが、2020年夏季五輪の東京招致が決まれば、投資マインドが高まり、日経平均は上値を試す可能性もありそう。もっとも、時間的にはまだかなり先のこと。市場人気は一過性の動きで終わることも考えられる。落選による失望売りもやはり一過性のものだろう。材料的には米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)の縮小が注視されているが、9月FOMCでのQE3縮小はある程度織り込んでいる。日米金利差拡大による円安が株価を支えていく方向が予想される。13日のSQが目先的な波乱を引き起こす材料として注目。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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