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五輪開催地、雲の上で待ちたいところ/東京株オープニングコメント
記事提供元:フィスコ
*08:15JST 五輪開催地、雲の上で待ちたいところ
6日の東京市場は重要イベントを控えるなか、底堅い展開が期待される。5日の米国株式相場はNYダウ、ナスダックともに小幅に上昇。ADP雇用報告は予想を下回ったが、失業保険申請数が予想より少なかったことで、雇用統計については強い内容になるとの思惑が広がっている。17-18日に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小に踏み切るとの見方は織り込まれてきており、過度な警戒感は強まらないだろう。シカゴ日経225先物清算値は大証比100円高の14100円であり、日経平均は14000円での底固めの動きか。
期待が高まる2020年夏季五輪開催地の発表まであと2日となった。期待感はあるものの、東京五輪招致委員会がブエノスアイレスで行った記者会見で福島第一原発の汚染水問題に海外メディアの質問が集中。強弱感が対立しやすいほか、一先ずポジションを減らしておく動きが出てくるようだと、日経平均は14000円を挟んでのこう着も想定される。
一方、米量的緩和縮小を織り込むなか、円相場は1ドル100円台に乗せてきている。輸出関連などへの業績上振れ期待が再燃する格好となり、自動車やハイテク株などが日経平均を押し上げる要因になる可能性がありそうだ。
テクニカル面では一目均衡表の薄い雲の水準での攻防をみせている。レンジは14065-14180円レベル、週明けには14170-14180円近辺と縮小をみせてくるため、トレンドが出やすくなる。いずれにせよ、東京招致に失敗すれば、いったんは嫌気売りを誘う可能性がある。それならば、雲下限に跳ね返される格好で下げるよりは、雲を上放れて五輪開催地の発表を待ちたいところであろう。《TN》
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