今日の為替市場ポイント:米雇用統計の改善期待で100円突破の可能性も

2013年9月5日 08:26

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記事提供元:フィスコ


*08:26JST 今日の為替市場ポイント:米雇用統計の改善期待で100円突破の可能性も

昨日4日のドル・円相場は、東京市場では99円41銭から99円81銭で推移。欧米市場では一時99円32銭まで下げたが、99円75銭で取引を終えた。

本日5日のドル・円は、主に99円台で堅調推移か。100円には顧客筋などのドル売りオーダーが置かれているが、100円を超えるとストップロスのドル買いが執行されるとの見方がある。明日6日に発表される米8月雇用統計内容の改善が期待されており、ドル・円は100円台に上昇する可能性がある。

米上院外交委員会は4日、シリアに対する軍事行動を認める決議案を10対7の賛成多数で可決した。決議案は来週(9日の可能性)、米上院本会議で採決される見通し。決議案は、軍事行動は60日間の期限とし、必要に応じて30日間の延長を容認する。(最長で90日間)本格的な内戦への関与につながる地上部隊の派遣は禁止するが、緊急事態の場合に小規模の救援部隊の派遣は認められる。

市場参加者の間では、シリア攻撃は一週間程度で終了するとの見方も存在していたが、軍事行動は少なくとも1カ月程度は継続されるとの見方が広がっており、中東情勢の悪化につながることが懸念されている。4日の原油先物価格は反落したが、シリア攻撃の開始後に戦闘が長期化するとの思惑が浮上した場合、原油価格は再び上昇するリスクがある。戦闘の長期化は量的緩和策の縮小計画にも影響を与えるかもしれない。《KO》

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