ソフトブレーン Research Memo(6):2Qはシステム開発事業とその他事業の収益悪化が響き減益

2013年9月5日 08:15

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記事提供元:フィスコ


*08:15JST ソフトブレーン Research Memo(6):2Qはシステム開発事業とその他事業の収益悪化が響き減益
■決算動向

(1)2013年12月期の第2四半期の累計業績

2013年7月30日付で発表されたソフトブレーン<4779>の2013年12月期における第2四半期累計(1-6月期)の業績は、売上高が前年同期比1.7%増の2,036百万円、営業利益が同42.3%減の163百万円、経常利益が同41.9%減の167百万円、四半期純利益が同52.6%減の80百万円となり、期初の会社計画を売上高、利益ともに下回った。

主力事業である「eセールスマネージャー関連事業」「フィールドマーケティング事業」は堅調に推移したものの、「システム開発事業」「その他事業」の収益悪化が響いた格好だ。セグメント別の動向は以下の通り。

○eセールスマネージャー関連事業

「eセールスマネージャー関連事業」の当第2四半期累計(1-6月期)の業績は、売上高が前年同期比6.9%増の1,056百万円、セグメント利益が同19.6%減の103百万円と増収減益となった。eセールスマネージャーの販売は、Googleカレンダー機能や音声認識機能など営業効率化向上に向けた機能拡充を進めたほか、レスポンス速度の高速化や操作性向上のためのデザイン改善など「使い勝手No.1のSFA」を目指した取り組みを進めたことで、既存顧客内での利用部門拡大に加え新規顧客開拓が進み、順調に売上高を伸ばした。また、営業マン育成コンサルティングやプロセスマネジメント大学といったサービス事業も好評で、業種業態問わず引き合いが増加した。一方、利益面では機能拡充のための開発費増や、事業拡大のための人材採用、販売促進を積極化するなどの費用が増加したことで減益となった。

○フィールドマーケティング事業

「フィールドマーケティング事業」の当第2四半期累計(1-6月期)の業績は、売上高が前年同期比7.3%増の585百万円、セグメント利益が同21.6%増の119百万円と好調に推移した。店舗における営業支援(店舗商談、売場構築、POP広告の取り付け)が売上高の大半を占める同事業では、顧客ニーズに対応した高品質なサービスの維持向上を継続したことで、既存顧客からの定期な受注が増加し、収益を牽引した。

○システム開発事業

「システム開発事業」の当第2四半期累計(1-6月期)の業績は、売上高が前年同期比15.9%減の190百万円、セグメント損益が58百万円(前年同期は25百万円の利益)と悪化した。2012年10-12月期より不採算案件として課題となっていた特定プロジェクトに関して、開発期間が当初の想定より大幅に長引いたことが収益悪化の要因となった。なお、同プロジェクトに関しては第2四半期までに納品を完了しており、第3四半期以降は営業活動も含めて正常化する見通しとなっている。

○その他事業

「その他事業」の当第2四半期累計(1-6月期)の業績は、売上高が前年同期比15.8%減の203百万円、セグメント損失が7百万円(前年同期は28百万円の利益)となった。MVNO事業、書籍企画販売事業とも減収減益となった。MVNO事業に関しては通信事業者の再編統合の影響で減収に、また、書籍企画販売は受注こそ旺盛なものの、書籍の制作が遅延したこともあり減収となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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