ソフトブレーン Research Memo(7):主力2事業が順調で通期計画達成へ、システム不採算案件も収束

2013年9月5日 08:16

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記事提供元:フィスコ


*08:16JST ソフトブレーン Research Memo(7):主力2事業が順調で通期計画達成へ、システム不採算案件も収束
■決算動向

(2)2013年12月期の通期業績見通し

ソフトブレーン<4779>の第2四半期累計業績は会社計画を下回ったものの、通期の業績計画に関しては、売上高が前期比8.6%増の4,600百万円、営業利益が同7.2%増の650百万円と期初計画を維持した。

 売上高に関しては、季節要因により「eセールスマネージャー関連事業」や「フィールドマーケティング事業」の売上高が下期偏重型であることに加えて、低迷していた「システム開発事業」や「その他事業」に関しても、下期からの売上回復が見込まれており、会社計画の達成は可能とみている。一方、利益面でも主力2事業の拡大に加えて、下期はシステム開発事業の黒字化が見込まれることで、期初計画の達成を目指していく。

「eセールスマネージャー関連事業」に関しては、国内における景況感改善とともに、企業の設備投資意欲も回復に転じてきており、クラウド型、オンプレミス型ともに受注拡大傾向が続く見通しで、同社では下期にずれ込んだ受注見込み案件を確実に取り込んでいくことで、収益の拡大を目指していく。

「フィールドマーケティング事業」では、高品質なサービスを提供し続け、定期案件(ストックビジネス)を着実に積み上げていくことで、収益の一段の拡大を見込んでいる。

「システム開発事業」においては、不採算案件の収束に伴い、足元の受注状況も回復に転じている。また、従来は中国オフショア市場での開発がメインであったが、円安や中国人件費の高騰問題もあり、今後はベトナムなどアジア周辺国や国内ニアショアにおけるアウトソースの活用も進めていきたい考え。そのため、まずは収益体質の黒字化に向けた体制を下期には構築していきたいとしている。通期では赤字が残るものの、第3四半期からは受注も回復し四半期ベースで黒字化する見通し。

「その他」事業において、MVNO事業に関しては、新たな通信事業者との提携により、商材の拡充を進めたほか、スマートデバイスの販売、コンサルティングに注力していく方針だ。また、書籍企画販売事業に関しては、書籍制作の遅延などがあったため第2四半期累計では低迷したが、下期は書籍制作が順調に進むほか、旺盛な受注を取り込んでいくことで、収益の回復を見込んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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