関連記事
ソフトブレーン Research Memo(3):累計2,000社超の導入実績、近年はクラウド型の需要が伸張
*08:11JST ソフトブレーン Research Memo(3):累計2,000社超の導入実績、近年はクラウド型の需要が伸張
■事業概要
○eセールスマネージャー関連事業
ソフトブレーン<4779>の事業のうち「eセールスマネージャー関連事業」は、営業支援用ソフトウェアである「eセールスマネージャー」のライセンス販売、クラウドサービス、カスタマイズ開発及び同ソフト導入にあたっての教育研修等のサービス事業からなる。
「eセールスマネージャー」は、営業活動のプロセスマネジメントを行い、各工程を「見える化」することによって、定量的に状況を把握し、改善点を見つけ出すことによって、営業効率の向上を図っていくツールとなっている。プロセスマネジメントを行うことによって、「御用聞き営業」から脱し、「行くべき所に訪問し、やるべきことをやる」営業に変えていくことができる。売上の拡大と同時に営業生産性の向上(収益率向上)という企業目標の実現に資するソフトウェアと言える。また、同事業の強みは「ツールとサービスの融合」にあり、単にソフトウェアを導入するだけではなく、教育研修サービスを含めて活用することによって導入成果を最大化している点が特徴である。
「eセールスマネージャー」の導入実績は累計で2,000社を超えている。顧客の業種や規模に偏りはなく、製造業からサービス業、大手から中小に至るまで幅広い企業に導入されている。同ソフトの導入と教育サービスが奏功し、導入から5年で売上高2倍、3年で営業利益5倍を達成した企業もある。
「eセールスマネージャー」の販売形態としては、ソフトウェアのライセンス販売で収入を得るオンプレミス型と、月額使用料のみを徴収するクラウド型とに分けられる。従来は、顧客側が自社で保有するサーバーなどにソフトウェアをインストールして利用するオンプレミス型が殆どであったが、ここ数年はクラウドコンピューティング市場の拡大によって、設備負担を必要としないクラウド型の需要が伸びている。
市場規模としては明確な統計データがないものの、SFA/CRM(営業支援/顧客管理)分野で年間100~300億円規模と言われている。このうちSFAでは年間50~80億円程度とみられ、同社のシェアは2~3割の水準になると推測される。
競合企業は、NIコンサルティング(未上場)、セールスフォース・ドットコム(クラウド型のみ)など。クラウド市場ではセールスフォース・ドットコムが低価格戦略で先行し4割超のトップシェアを握っている。また、NEC<6701>や富士通<6702>など大手IT企業もSFA分野に参入しているが、他社の既製品を組み合わせて提供するにとどまっており、自社では開発していない模様。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》
スポンサードリンク

