キャリアリンク Research Memo(4):官公庁向けプロジェクトで蓄積したノウハウに強み

2013年9月3日 18:17

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記事提供元:フィスコ


*18:17JST キャリアリンク Research Memo(4):官公庁向けプロジェクトで蓄積したノウハウに強み

■会社概要

(3)SWOT分析

キャリアリンク<6070>の経営を取り巻く外部環境と経営の現状とについて、SWOT分析で簡便表にて表した。なお、SWOT 分析とは、強み「Strength 」、弱み「Weakness」、機会「Opportunity」、脅威「Threat」の4つに区分して、組織のビジョンや戦略を企画立案する際に利用する、現状を分析する一般的な手法である。

外部環境面での成長機会としては、民間企業や官公庁等でBPOを導入し、業務効率の向上を図ろうとする動きが続いており、派遣市場全体が伸び悩む中でBPO市場に関しては今後も成長拡大が見込まれることが挙げられる。一方、外部環境面でのリスク要因としては、労働者派遣法などの法改正が収益に影響を及ぼすリスクがあることが挙げられる。
しかし、労働者派遣法については、来年(2014年)以降、規制緩和となる法改正が実施される見通しであり、人材派遣業界にとっては、環境改善が期待できることになるであろう。

内部環境における「強み」としては、前述したように官公庁向けプロジェクトで蓄積したノウハウをベースにした企画提案力、大型プロジェクトにおける短期間での稼働立ち上げ、運用力の高さなどが挙げられる。一方、弱みとしては、2013年2月期において売上高の5割以上をもしもしホットライン1社に依存していることである。しかし、その後、年金関連業務の縮小と相まって、BPO事業者や一般企業からのBPO関連事業の受注が拡大しており、2014年2月期では特定の取引先に売上高の過半を依存した取引状況は改善される見込みである。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)《FA》

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