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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ピックルスコーポレーションの下値固まる、700円前後が約1ヶ月
漬物最大手のピックルスコーポレーション <2925> (JQS)の株価は足元でモミ合い展開の形だが、上放れのタイミングが接近しているようだ。好業績を評価して7月高値を試す展開が期待される。
キムチ製品、あさづけ、惣菜などの漬物製品メーカーで、主力の「ご飯がススムキムチ」などのブランド力が向上して収益拡大基調である。さらに独自研究の植物性乳酸菌ピーネ12を使用した「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など、新製品の開発・投入も積極化している。広島工場が稼働して中国・四国地方での拡販を進めるとともに、コスト面では契約栽培拡大による原料野菜の安定調達を推進している。
■今2月期の営業利益11.2%増益、第1四半期の進捗率高く上振れも
今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の251億80百万円、営業利益が同11.2%増の10億18百万円、経常利益が同10.7%増の10億79百万円、純利益が同9.1%増の6億23百万円としている。ブランド力が向上して「ご飯がススムキムチ」など主力のキムチ製品や惣菜製品の販売が好調である。国産ゴーヤを使用した「ご飯がススムほろにがゴーヤキムチ」や「生きて腸まで届くピーネ乳酸菌キムチ」など新製品の投入も寄与する。
天候不順による野菜価格の一時的高騰の影響がリスク要因となるが、第1四半期(3月~5月)連結業績は前年同期比4.7%増収、同2.5倍営業増益、同2.7倍経常増益、同3.3倍最終増益と好調だった。通期予想に対する進捗率も売上高が25.8%、営業利益が43.2%、経常利益が46.1%、純利益が48.2%と高水準であり、通期増額の可能性が高まっている。
株価の動きを見ると、第1四半期業績を好感して7月10日と11日に年初来高値839円を付けた。足元は概ね700円~730円近辺でモミ合う展開だが、上昇トレンドの中段保ち合いの形だろう。
9月2日の終値710円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS97円43銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1058円84銭で算出)は0.7倍近辺である。
週足チャート見ると、サポートラインの13週移動平均線が接近してモミ合い上放れのタイミングが接近しているようだ。低PER、低PBRで割安感は強い。モミ合いから上放れて7月の年初来高値839円を試す展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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