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2020年五輪開催地、選定作業は“消去法”で“ダイナミックさに欠ける”
記事提供元:フィスコ
*09:15JST 2020年五輪開催地、選定作業は“消去法”で“ダイナミックさに欠ける”
国際オリンピック委員会(IOC)は今週末7日(日本時間8日早朝)、2020年夏季五輪の開催地を決定する。各種メディアでは東京が有利と報じられており、株式相場では早くもインフラや不動産、スポーツメーカーなど五輪関連株に物色の矛先が向かっている。
東京に対抗するのはトルコのイスタンブールとスペインのマドリード。東京では福島第1原子力発電所で深刻化する汚染水漏れがネックになるが、スペインでは長引く景気低迷、トルコでは反政府デモや大量のドーピング問題などがマイナス要因として響く。
英フィナンシャル・タイムス(電子版、2日付)によると、今回の五輪開催地選定作業はあくまで“消去法”であり、「最近の招致競争と比較してダイナミックさに欠ける」雰囲気だという。これは2012年ロンドン五輪および2016年リオデジャネイロ五輪の招致に成功したアドバイザー、マイク・リー氏の言葉で、特にIOCは2012年と16年の「躍動感のある競争」を満喫してきた経緯がある。
東京、イスタンブール、マドリード各候補の“ポジティブな”宣伝文句に注目すると、個人的にはトルコに軍配が上がる気がする。イスラム新興国家での五輪開催により、「欧州とアジアの架け橋というシンボルが強調される」というのがトルコの言い分。
一方、東京は「財政的に安全」、スペインは「設備の8割が整っており、安く開催できる」と元気がない。日本人はアピールが苦手というが、「他と比較すると日本がいいですよ」では選定する方もワクワクはしないだろう。《RS》
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