軍事費削減・増大とバーナンキFRB議長の憂鬱

2013年9月2日 13:34

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記事提供元:フィスコ


*13:34JST 軍事費削減・増大とバーナンキFRB議長の憂鬱
オバマ米大統領は、アサド・シリア大統領による化学兵器使用に対する懲罰的、短期的、限定的なシリア空爆を決定し、来週以降の米国議会の承認に委ねることにした。


米国議会は、来週9月9日に再開されるが、月末までの審議日数9日間は、先送りされてきた連邦債務上限引き上げに充てられる予定だった。

米国共和党は、民主党の連邦債務上限引き上げに対する条件として、軍事費などの歳出削減などを求める戦術だった。


しかしながら、シリア攻撃を承認することは、自動的に一時的な軍事費増大を認めることになることで、連邦債務上限問題は、10月以降に先送りせざるを得なくなった。


バーナンキFRB議長は、資産購入プログラムの縮小による景気への悪影響を、連邦債務上限引き上げでカバーする意図だったと思われるが、17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)での協議も先送りされかねない状況となっている。《MY》

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