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【株式評論家の視点】商船三井は持続的な増益路線に乗る、新たな成長評価の波動へ
<銘柄の見所>
商船三井 <9104> の人気相場が期待できそう。米国の金融緩和縮小懸念を契機に、新興国経済の成長率鈍化への不安が発生、海運株の重石になっているが、米国、欧州、日本など先進国の経済回復の流れに変化はなく、目先の停滞相場の脱出へ舵を切っていくことになりそう。
また、個人投資家の人気が高い銘柄とあって、信用買い残の増加が相場の足かせになるケースが多いが、今回は真逆のケース。3月29日申し込み現在で2820万株に膨らんだ信用買い残は、直近8月23日申し込み現在では1735万株まで大きく減少している。残が身軽になってところで見直し買いが流入することになり、足取りは軽快なものになりそう。
見直しの根拠は業績の好調。今2014年3月期の第1四半期の決算は営業利益が114億円(前年同期は5億円の欠損)と一気の黒字浮上となった。不定期専用船事業が増収となり、船主へ支払う用船料など船舶経費の減少を通じ、事業改革が100億円程度の収支改善要因になった。通期についても営業利益は600億円(前期は157億円の損失)の好調が見込まれている。
ドライバルク船の運賃は、今3月期の第2四半期以降、持ち直し傾向が続くと見られるほか、日本発着以外の三国間輸送の取り込みなどで自動車船の輸送台数も増加。新興国の需要拡大などで、原油や石油製品タンカーによる輸送も堅調に推移する方向が予想される。より中期的に見ても、世界経済の回復で輸送量が増えるとみられるほか、船舶の大型化による輸送効率の向上などにより、今後は持続的な増益が期待できる状況だ。株価の評価も大きく前進となりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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